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IT資産管理ツール
10選。失敗しない選び方と導入ステップを解説

【目的別】IT資産管理ツール10選!失敗しない選び方と導入ステップを解説

2026年2月18日

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人的資本経営やDXが加速する中で、社内のPCやソフトウェアの状況を正確に把握することは、もはや管理部門だけの仕事ではなく、経営戦略そのものです。しかし、Excelでの手動管理に限界を感じ、「どのツールが自社に最適なのか」という答えを求めている担当者は少なくありません。

本記事では、IT資産管理ツールの定義から、IT資産管理ツール10選、そして導入を成功させるための具体的な手順を網羅的に解説します。

▼人的資本経営を実現する社内資産シェアプラットフォーム(ご紹介)

目次

IT資産管理ツールが必要な2つの理由

IT資産管理ツールとは、PCやソフト、ライセンスの使用状況を「一元管理・自動更新」するシステムです。Excelでの手動管理による「情報の漏れ」をなくし、以下の2点を実現します。

1. セキュリティ事故の「強制」防止

会社が把握していない端末や、古いソフトの放置は情報漏洩の主因です。ツールにより、全端末のセキュリティ状態をリアルタイムで検知し、最新パッチを一括で強制適用できます。

2. 無駄なITコストの「即時」カット

「誰が、どのソフトを、どれだけ使っているか」を可視化します。使われていない高額ソフトや退職者のアカウントを特定し、即座に解約することで、IT支出を最小化できます。

IT資産管理ツールの選び方

選定の極意は、機能の多さではなく「現場の業務を邪魔しないこと」です。
高性能でもPCが重くなれば、現場が設定を解除したり正確なデータが入らなくなったりと、ツールが「宝の持ち腐れ」になるリスクが高まります。

動作の軽快さ:PC動作に影響を与えないか

IT資産管理ツールはバックグラウンドで常時動作するため、CPU負荷が低い製品を選ぶことが必須です。試行導入時には、実業務で使用するソフトとの干渉や、CPU負荷率を必ず検証してください。

運用の自動化:全自動で完結するか

管理側の工数を減らすため、情報の収集からパッチ適用までが「全自動」で行われる必要があります。「人の手を介さず最新状態が保たれるか」が運用の成否を分けます。

マルチデバイス対応:1つの画面で管理できるか

Windows、Mac、スマホ(iOS/Android)を一つの画面で把握できるかを確認しましょう。全デバイスを一元管理できるツールを選び、情報システム部門の管理工数を最小化するのが鉄則です。

【目的別】IT資産管理ツール厳選10選

Windows、Mac、スマホ(iOS/Android)を一つの画面で把握できるかを確認しましょう。全デバイスを一元管理できるツールを選び、情報システム部門の管理工数を最小化するのが鉄則です。

IT資産管理ツールの目的別比較一覧表

自社の優先課題に合わせて、以下の3つのカテゴリーから候補を絞り込んでください。

カテゴリー製品名特徴・強み(厳選ポイント)料金目安(税別)
資産活用・ROI型カスタメディア人・物・空間を繋ぐシェア基盤。未活用リソースの最適配置に特化。個別見積
ServiceNow ITAMグローバル標準のライフサイクル管理。購入から廃棄までを自動化。年額サブスク
IBM Flexera one大規模組織向け。複雑なライセンス体系を分析し、数億円単位のコスト削減。個別見積
セキュリティ特化型LANSCOPE国内シェアトップクラス。直感的なUIでPC・スマホを統合管理。1台月額300円〜
MCore純国産で動作が非常に軽快。数万台規模のスケーラビリティに強み。230万円~/300台規模(初年度)
ISM CloudOneクラウド型の先駆け。脆弱性診断が標準搭載されたモダンな設計。個別見積
SystemSupport best1柔軟なカスタマイズ性。独自のセキュリティルールを細かく反映可能。個別見積
クラウド・効率化型AssetView CLOUD必要な機能だけを1台100円から選べる、オーダーメイド感覚のツール。要問い合わせ(最低契約数50台から)
JOSYS(ジョーシス)SaaS管理の自動化に特化。入退社時のアカウント発行・削除を効率化。要問い合わせ
マネフォIT管理クラウドIT支出の見える化。解約漏れや重複ライセンスの削減に強い。~50ID:無料
50ID~:300円/1ID

人的資本を最大化する「資産活用・ROI型」

カスタメディア(社内資産シェアプラットフォーム)

  • 特徴: 「人・モノ・空間」をすべて可視化し、社内の未活用リソースを最適配置する次世代型プラットフォームです。
  • 強み: 累計800件以上の開発実績に基づき、IT資産管理に「シェア」の概念を導入。PCの在庫管理だけでなく、社員のスキルや空きスペースまで紐付け、適材適所なマッチングを実現します。上場企業や官公庁の厳しい審査をクリアした信頼の基盤で、柔軟なカスタマイズが可能です。
  • 料金: 要問い合わせ(貴社の運用に合わせた柔軟なプランを提案)
  • 公式サイト: 社内資産シェアプラットフォーム

ServiceNow ITAM

ServiceNow ITAMサイトトップ画像
画像引用:ServiceNow ITAM
  • 特徴: 世界中の大企業で採用されている、IT資産のライフサイクル管理におけるグローバルリーダーです。
  • 強み: 購入から廃棄までの全ワークフローを自動化。IT投資の無駄を徹底的に排除し、強固なガバナンスを構築します。
  • 料金: 年額サブスクリプション(利用規模により個別見積)
  • 公式サイト: ServiceNow ITAM

IBM Flexera one

IBM Flexera oneサイトトップ画像
画像引用:IBM Flexera one

特徴: 複雑なライセンス体系の分析と最適化に特化したハイエンドツールです。

強み: MicrosoftやAdobe、SAPなどの高額ライセンスの利用状況を精緻に分析。数億円単位のコストカットを目指す大規模組織に最適です。

料金: 個別見積

公式サイト: IBM Flexera one

内部不正を許さない「セキュリティ特化型」

LANSCOPE Endpoint Manager

LANSCOPE Endpoint Managerサイトトップ画像
画像引用:LANSCOPE Endpoint Manager

特徴: 「使いやすさ」を追求した、国内トップクラスのシェアを誇る統合管理ツールです。

強み: 直感的に操作できる管理画面が最大の特徴。専門知識が少なくても、PCやスマホのセキュリティ状態を一目で把握し対策を実行できます。

料金: 1台あたり月額300円(税別)〜(ライトA)

公式サイト: LANSCOPE Endpoint Manager

MCore(エムコア)

MCoreサイトトップ画像
画像引用:MCore
  • 特徴: 住友電工グループが開発。「UIが古くて重い」という不満を解消する軽快な動作が強みの純国産ツールです。
  • 強み: 1台のサーバーで数万台のPCを管理できる圧倒的なスケーラビリティ。モダンな画面設計で操作性が高く、検疫ネットワークなどの高度なセキュリティ機能も統合されています。
  • 料金: 230万円~/300台規模(初年度)
  • 公式サイト: MCore

ISM CloudOne

ISM CloudOneサイトトップ画像
画像引用:ISM CloudOne
  • 特徴: クラウド型IT資産管理ツールの先駆けであり、「どこにいても、どんな端末でも」管理できるのが強みです。
  • 強み: エージェント(PCに常駐するソフト)が非常に軽量で、動作を妨げません。脆弱性診断機能が標準搭載されており、セキュリティの「穴」を自動で見つけてくれる現代的な設計です。
  • 料金: 個別見積(無料トライアルあり)
  • 公式サイト: ISM CloudOne

SystemSupport best1

SystemSupport best1サイトトップ画像
画像引用:SystemSupport best1
  • 特徴: 複雑なネットワーク環境や独自ルールにも対応できる、カスタマイズ性の高い製品です。
  • 強み: 企業の細かなセキュリティポリシーに合わせた柔軟な設定が可能。デバイス制御やアプリ制限を詳細に行いたい企業に適しています。
  • 料金: 5,500円/1ライセンス
  • 公式サイト: SystemSupport best1

情報システム部門の工数を削る「クラウド・効率化型」

AssetView CLOUD

AssetView CLOUDサイトトップ画像
画像引用:AssetView CLOUD
  • 特徴: 必要な機能だけを組み合わせて導入できる、オーダーメイド感覚のクラウドツールです。
  • 強み: 会社の成長に合わせて機能を拡張可能。1台・1機能から始められる柔軟性が強みです。
  • 料金: 要問い合わせ(最低契約数50台から)
  • 公式サイト:AssetView CLOUD

JOSYS(ジョーシス)

JOSYSサイトトップ画像
画像引用:JOSYS
  • 特徴: SaaS管理とデバイス管理を融合させ、情シスの定型業務を自動化する最新プラットフォームです。
  • 強み: 100種類以上のSaaSと連携。入退社時のアカウント発行・削除を自動化し、ヒューマンエラーを根絶します。
  • 料金: 要問い合わせ
  • 公式サイト: JOSYS

マネーフォワード IT管理クラウド

マネーフォワード IT管理クラウドサイトトップ画像
画像引用:マネーフォワード IT管理クラウド
  • 特徴: 企業の「IT支出」を見える化し、コスト削減に特化したクラウド型ツールです。
  • 強み: 使われていないライセンスや、重複ツールを自動であぶり出します。IT予算を最適化したい企業に最適です。
  • 料金:
    ~50ID:無料
    50ID~:300円/1ID
  • 公式サイト:マネーフォワード IT管理クラウド

IT資産管理ツールでROIを最大化する施策

眠っているライセンスの解約でコスト削減

購入したライセンスの約20%が活用されていないというデータがあります。ツールで実稼働を可視化すれば、未使用ソフトを特定し即座に解約可能。削減分だけでツールの導入費用を早期回収できます。

遊休資産の可視化による調達コスト抑制

カスタメディアの「社内資産シェアプラットフォームは、IT資産だけでなく「人のスキル」や「空きスペース」も一元管理。余っている機材を他部署へ回したり、社内の知見をマッチングさせたりすることで、無駄な外注費や新規調達コストを劇的に抑制します。

▼人的資本経営を実現する社内資産シェアプラットフォーム(サービス資料無料ダウンロード)

IT資産管理ツールの導入ステップ

ステップ1:現状の「見える化」と棚卸し

まずは、ネットワークに繋がっているデバイスをツールで自動抽出します。

  • 野良デバイスの特定: 会社が把握していない「シャドーIT」をあぶり出します。
  • Excel台帳との照合: 既存の台帳とツールのスキャン結果を突き合わせ、情報の「ズレ」を修正します。

ステップ2:管理基準(ルール)の策定

すべてのログを取るのは現実的ではありません。自社のリスクに合わせた基準を決めます。

  • 更新サイクルの決定: ソフトウェアパッチ(修正プログラム)を配布する曜日や時間を固定し、業務への影響を最小化します。
  • 異常の定義: 「OSのバージョンが2世代前なら警告」「未許可ソフトがあればブロック」など、自動判別の基準を設定。

ステップ3:一部部署での「スモールスタート」

いきなり全社配布せず、まずは特定の部署(ITリテラシーの高い部署など)で1〜2週間テスト運用します。

  • 負荷検証: 特定の業務ソフトと干渉してPCが重くならないか、現場の声を拾います。
  • 例外の洗い出し: 「この部署だけはこの古いソフトが必要」といった、ルール外のケースを把握します。

ステップ4:全社展開とプロセスの自動化

テストが完了したら、全社へ配布し「手動」を「自動」へ切り替えます。

  • 自動収集の習慣化: 毎日決まった時間にインベントリ(資産情報)を自動更新する設定にします。
  • アラート運用: ライセンス数が上限に達した際や、不正操作があった際に、情シスへ即座に通知が飛ぶ仕組みを構築します。

ステップ5:余剰資産の特定と「再配分」

データが蓄積されたら、コスト削減(ROI)のアクションに移ります。

  • リソースの循環: 眠っている機材を他部署へ回すなど、社内資産シェアの仕組みを動かし、新規調達コストを削減します。
  • 遊休資産の解約: 「3ヶ月間一度も起動していない高額ソフト」を特定し、ライセンスを解約。

IT資産管理ツールに関するよくある質問

  1. Q. 導入後、現場のPC動作に影響はありますか?

    A. 製品によりますが、最新のクラウド型は非常に軽量です。 ただし、古いPCや特定の業務ソフトと干渉する場合があるため、本格導入前に必ず無料トライアルで、CPU負荷が業務を妨げないか確認してください。

  2. Q. ライセンス違反(アンダーライセンス)の罰金額は?

    A. 意図的でなくても、損害賠償として数千万円規模の支払いを命じられるリスクがあります。 一般社団法人ソフトウェア資産管理評価認定協会(SAMAC)が策定する「ソフトウェア資産管理基準」に基づき、インストール数と保有数を常に一致させることが唯一の防衛策です。これは国際規格(ISO/IEC 19770-1)に準拠した管理手法であり、手動管理では限界があるため、ツールの活用が推奨されています。

  3. Q. クラウド型はセキュリティ的に安全ですか?

    A. 現在では、自社運用(オンプレミス)よりも強固なセキュリティ環境を持つ製品が一般的です。 通信の暗号化や多要素認証、金融機関レベルのデータセンター運用が標準装備されているため、社外に持ち出すテレワーク端末も安全に管理できます。選定時には、ISMS(ISO 27001)などの第三者認証を取得しているかどうかを確認基準にしてください。


まとめ|IT資産管理ツールで「攻め」の経営基盤を

IT資産管理ツールの導入は、無駄な支出を削り「社内リソースを最大化するためのインフラ投資」です。Excel管理の限界やライセンス費の流出を放置せず、まずは現場に負担をかけないツールで資産の可視化を徹底してください。

資産状況が見えてきたら、次は「余っているリソースの有効活用」です。
IT機器だけでなく、社内の「人のスキル」や「空きスペース」までを可視化して繋ぐ社内資産シェアの仕組みを構築すれば、無駄な外注費を抑え、組織の生産性を高める「攻めの経営基盤」へと進化します。

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