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Web担当者は必見!Webサイト運用で成果を出すために押さえるべきポイントを解説!
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本稿では企業のWeb担当者の方に向けて次の内容を解説しております。
・Webサイトを運用する目的
・Webサイト運用の仕事内容
・Webサイト運用するポイント
企業のマーケティング担当者、Webの担当者になったばかりの方には、Webサイトの運用について、具体的に何をどのように、何をすればよいのか、よくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
インターネットが普及した現在、有効なリードを獲得するのに、Webを活用しないという選択肢はないでしょう。
今回は、「Webサイトをなぜ運用するのか?」「Webサイト運用の仕事内容」「Webサイトから成果を上げるためのポイント」について解説いたします。
目次
‐ Webサイトをなぜ運用するのか?目的はなにか
‐ ①お問い合わせの受付(リード獲得を含む)
‐ ②ブランド認知
‐ ③資料請求をしてもらう
‐ ④商品を販売する
‐ Webサイト運用の主なタスクとは?
‐ ①Webサイトの目的・目標の計画をたてる
‐ ②コンテンツを更新する
‐ ③アクセス解析
‐ ④サーバー、SSL、ドメインの管理
‐ ⑤トラブルへの対応
‐ Webサイトの運用で効果をあげるポイント
‐ ①運営体制を整え、ルールを定める
‐ ②改善のPDCAを回し、分析結果をナレッジ化する
‐ ③ユーザー視点でコンテンツを作成・更新する
‐ まとめ
Webサイトをなぜ運用するのか?目的はなにか
まずは、「Webサイトをなぜ運用するのか?」その目的について明確にしておきましょう。
目的をはっきりとすることで、集客方法、サイトコンテンツの更新内容が変わってきます。
①お問い合わせの受付(リード獲得を含む)
Webサイトで自社商品・サービスに関するお問い合わせフォームを設けるのは、今や様々なサイトで行われています。
お問い合わせは、ユーザーの目的で大まかに2種類に分けることができます。
1つ目は、まだ商品・サービスを利用していないユーザーが、自社の商品・サービスに興味を持った場合におこなうお問い合わせです。
お問い合わせの内容も細分化すると、
・商品・サービスの詳細を知りたい(質問)
・デモをしてほしい
・資料が欲しい
などと、細分化できます。これらをお問い合わせフォームの選択肢で選択できるようにすると、見込み度を確定する目安となるので便利です。
2つ目は、すでに商品・サービスを利用しているユーザーが、お問い合わせをしてくる場合です。
購入した商品の不具合や、サポートが必要な商品だった場合に、Webサイトのフォームからお問い合わせの受付をします。SFAなどと連携をすることで、履歴を残し、データを活用することも可能です。
②ブランド認知
商品・サービスをどこかで知って、興味をもったら検索を行い、実際にWebサイトを見に行く方は多いでしょう。
このときに、商品や会社情報が見つからなければ、検索したユーザーはそのまま忘れてしまうでしょう。
サイトを訪れた人は、Webサイトのデザインをみて、ブランドを認識し、商品・サービスのイメージが伝わります。
③資料請求をしてもらう。
BtoBのWebサイトでは、資料請求を目的にランディングページを作成している会社も多いでしょう。
商品・サービスに興味があるが、購入にまで至らないが商品・サービスの詳細を資料でさらりと見たいと言ったユーザーに訴求することができます。
ダウンロードできる資料も、事例集のダウンロード、悩み・課題解決のためのホワイト―ペーパーなど、いくつか種類を用意するとよいでしょう。
ユーザーの各検討段階で、欲しい資料はどんな資料なのか、設計をしたうえで設置をすると効果的です。
④商品を販売する
Webサイトでは、直接商品を販売することができます。いわゆるECサイトというものです。
商品・サービスの特集、詳細ページを用意して、商品の魅力をしっかりと伝えるページなども作り、ECサイトへ誘導すると、誘導経路も増えて、ECへの誘導もできるので、商品の販売も増えるでしょう。
▶ECサイトを構築する方法を完全網羅!種類や手順、費用などを徹底解説
Webサイト運用の主なタスクとは?
Webサイトの運用に関するタスクを確認しましょう。
①Webサイトの目的・目標の計画をたてる
どのような業務においても、目的・目標をたてることは重要です。
きちんと成果がでているのか?
前提である目的・目標がなければ、それすらわかりません。
目的や目標をたてるには、6W2Hなどのフレームワークを参考に、落とし込んでいくのがよいでしょう。
・「When(いつ)」
・「Where(どこで)」
・「Who(だれが)」
・「What(なにを)」
・「How(どのように)」
・「Whom(だれに)」
・「How much(いくらで)」
上記を定めたら、KPI(Key Performance Indicato)を定めましょう。
KPIとは、重要業績評価指数のことです。
KPIをさだめることで、どんな施策をおこなえばよいのか、具体的な施策が明確となり、チーム全体の方向性を統一できます。
②コンテンツを更新する
Webサイトに掲載する記事作成、更新作業のことです。
Webサイトは、事業計画に沿って、その時に掲載したい情報を掲載することで、最大限の効果を発揮できるようにしておく必要があります。
また、サイトへ集客としてSEOをする場合、記事を定期的にアップロードすることで効果をあげることができます。
③アクセス解析
Webサイトは、グーグルアナリティクスなどのアクセスログ解析ツールを入れることで、サイトに訪れたユーザー数、どんなページがみられたのか、どのページから成果があったのかがわかります。
定期的に数値を確認し、変化をきちんと見極め、有益な情報は、どんな情報だったのかを分析し、Webサイトの施策に反映しましょう。
分析と改善を繰り返し、より成果の上がるサイトにしていきましょう。
④サーバー、SSL、ドメインの管理
Webサイトには、サーバー、SSL、ドメインが必要です。サーバー会社と契約し、SSLを申請、ドメインも取得する必要があります。
最初にサーバーを契約する際、レンタルサーバー会社に申し込むことが多いと思いますが、レンタルサーバー会社では、そのままドメインの販売や、SSLを取り扱っていることもありますので、何をすればよいのかわからないという方は、レンタルサーバー会社へお問い合わせしてみるとよいでしょう。
サーバー、ドメイン、SSLはそれぞれ料金がかかりますし、契約期間も設定されているので、期限を切らさないよう管理しましょう。
⑤トラブルへの対応
Webサイトを運用する中でトラブルへの対応は非常に重要です。
トラブルが発生した際には、その原因を素早く特定し、適切な解決策を講じなければなりません。
例えばサイトがダウンした場合、原因がサーバーの過負荷にあるか、外部からの攻撃によるものかを判断し、それに応じた対応を行います。
また、トラブル発生時には、利用者や関係者へのコミュニケーションも重要です。透明性を持って情報を共有し、利用者に対しては迅速に状況を伝え、理解を求めることが求められます。
更に、トラブルを解決した後には、同様の問題が再発しないよう再発防止に取り組み、システムの改善を図ることも重要な業務の一つです。
Webサイトの運用で効果をあげるポイント
①運営体制を整え、ルールを定める
成功するWebサイトは、ただ単に魅力的なコンテンツを持つだけでなく、その運営においても効率的かつ効果的な体制を確立しています。
運営体制を整える上で重要なのは、明確な役割分担を行うことです。
サイトの管理者、コンテンツ制作者、技術サポートなど、各メンバーの責任範囲を明確にし、それぞれがスムーズに業務を遂行できるようにしましょう。
定期的なミーティングを設けて、進行状況の共有や問題点の早期発見・解決を図ることも効果的です。
また、コンテンツの更新頻度、デザインのガイドライン、対外的なコミュニケーションの基準などのルールを定めておくと一貫性と品質を保ちやすくなり、目的に沿った成果を上げる事へ繋がります。
②改善のPDCAを回し、分析結果をナレッジ化する
Webサイトの価値を継続的に向上させるためには、改善のためのPDCAサイクル(Plan-Do-Check-Act)を効果的に回し、得られた分析結果を組織内のナレッジとして蓄積することが不可欠です。
Plan:Webサイトの目標を明確に設定し、それに基づいて改善策を計画します。ここで重要なのは、具体的かつ実現可能な目標を定めることです。
Do:計画を実行に移します。この際、定めた戦略に従いつつも、柔軟性を持って対応することが重要です。
Check:実施した施策の結果を詳細に分析します。訪問者の行動パターン、ページビュー、滞在時間などのデータを収集し、計画した目標に対してどの程度効果があったのかを評価します。
Act:分析結果をもとに次の行動計画を策定します。ここで得られた教訓は、次のPDCAサイクルに活かされます。
得られた知見はドキュメント化し、チームメンバー間で共有しましょう。
Webサイトを運用するうえで全体的な知識ベースを底上げし、継続的な改善を促進できます。
③ユーザー視点でコンテンツを作成・更新する
サイトの魅力を高め、訪問者の関心を引きつけるためにはユーザー中心の目線が必要です。
コンテンツを考える際、まず重要なのは、ターゲットとなるユーザー層のニーズや関心を深く理解することです。
市場調査やユーザーのフィードバックを有効に活用し、ユーザーがどのような情報を求めているのか、どのような形式やスタイルが好まれるのかを把握しましょう。
ユーザーにとって価値あるコンテンツは、単に情報を提供するだけでなく、その情報がユーザーの問題解決のところまで深掘りした内容が望ましいです。
それらが定期的に更新され、常に鮮度が保たれていればユーザーの再訪を促すことができるでしょう。
まとめ
Webサイト運用について、何をやるのか、そして、成果をあげるためのポイントをご紹介いたしました。
Webサイト運用と言っても、立場やスキルによって、すべてを担当することはないかもしれませんが、全体の流れや各タスクを把握しておくことで、効率的にWebサイトを運用し、成果にむすびつけましょう。