導入実績

特定非営利活動法人フローレンス / こども冒険バンク

企業が提供する多様な体験コンテンツでこどもたちの体験機会を豊かに!こどもの体験格差問題に取り組んだプラットフォーム

2024年9月24日

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会社名 特定非営利活動法人フローレンス
本社所在地

〒101-0051
東京都千代田区神田神保町1丁目14番地1 KDX神保町ビル 3F

業種

特定非営利活動法人

事業内容

・訪問型病児保育事業
・小規模保育事業
・認可保育事業
・障害児保育事業
・障害児家庭支援事業
・にんしん相談・特別養子縁組斡旋事業
・保育ソーシャルワーク事業
・働き方革命事業
・みんなで社会変革事業
・ひとり親家庭支援(寄付会員制度)事業
・こども宅食事業

企業HP https://florence.or.jp/

現代社会では、こどもたちが育つ環境や家庭の経済状況によって、得られる経験に大きな差が生じる「体験格差」が問題となっていることをご存知でしょうか?

調査によれば、世帯年収300万円未満のこどもの3人に1人が、学校外での体験を一度も経験していないという実態が明らかになっています。

かつてはこどもたちにとって一般的だった「駄菓子屋に寄り道」「花火大会への参加」「習い事」などの経験が、現在では減少傾向にあるのです。

この体験格差を解消するためには、学校や地域コミュニティが無料または低価格のイベントやプログラムを提供し、すべてのこどもたちに多様な経験の機会を平等に与えることが重要です。

そこで今回は、まさにそういった体験格差の解消を目指し、こどもたちの豊かで共通の体験ができるようにと願いが込められたプラットフォーム「こども冒険バンク」をご紹介いたします。

「こども冒険バンク」を構築した背景

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000342.000028029.html

フローレンスは、2017年から「こども宅食」事業などを通じ、相対的貧困の家庭への支援事業を行ってきました。実際に支援する家庭の中で体験が不足している状況があることを目の当たりにし、2023年夏に「#夏休み格差をなくそう プロジェクト」というご家庭に体験を提供する大型キャンペーンを実施。対象枠に対し約3倍の応募があり、高いニーズを感じました。

恒常的に多種多様な体験と、体験が不足しがちな家庭がつながることができる仕組みが必要と考え、2023年10月にこどもの体験格差解消を目的としたプラットフォームの開発を決定しました。 

「こども冒険バンク」名前の由来

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000342.000028029.html

本サービスが届ける体験がまるで「冒険」のように、こどもにとってワクワクし新たな世界が広がるものであるように、という願いを「冒険」という言葉にこめました。また、体験を提供してくださる企業などにとって体験提供というアクションは、単なる体験のプレゼントではなく、提供した体験がこどもたちにとって希望や夢を持つきっかけとなり可能性を広げることにつながる意味でも、こどもの未来への投資であるというメッセージを「バンク」という言葉にこめています。

これらの想いより、本サービスを「こども冒険バンク」と名付けました。

「こども冒険バンク」とは

こども冒険バンクは、経済的な事情や地域格差、家庭環境の違いから体験が不足しがちなすべてのこどもたちへ、心躍る体験を届けるプラットフォームです。

多種多様な業種の企業や団体から多くの体験提供が行われており(サービス開始時は約1,700枠)、こども冒険バンクの会員はこどもに体験させてあげたいものを自由に選んで応募することができます。

スポーツのスタジアム観戦や美術館での作品閲覧、工場見学から、職業体験、こども冒険バンクでしか体験できないものまで、こどもたちにとって楽しい体験になるワクワクのイベントが詰まっています。

では、具体的にどんな特徴があるかを次にご紹介していきます。

「こども冒険バンク」ならではの3つの特徴

1.冒険パートナー企業による多種多様な体験
2.冒険(体験)への参加は無料
3.LINEを活用したアクセス

「こども冒険バンク」にはサイトを利用したくなるような3つの特徴があります。それぞれ具体的にご紹介していきます。

冒険パートナー企業による多種多様な体験

「こども冒険バンク」は、あらゆる業種の魅力的な企業や団体が「冒険パートナー」として参加しており、さまざまな体験をプラットフォームに提供しています。

冒険カテゴリーには以下のものがあります。

自然体験、文化体験、社会体験、スポーツ体験、学習体験、レジャー&アミューズメント、外食・コンビニ、その他

「こども冒険バンク」は、体験が不足しがちなこどもたちに多様な体験プログラムを提供する仕組みが出来ており、企業は社会貢献を果たしつつ、自社の製品やサービスを通じてこどもたちに直接触れる機会を作ることができます。

この連携は、企業にとってもブランディングやコミュニティへの貢献を深めるチャンスであり、こどもたちにとっては通常得られない体験を提供し、成長をサポートします。

冒険(体験)への参加は無料

こども冒険バンクで提供されている体験はすべて無料です。(※サービス対象者のみ)

経済的に厳しい家庭や体験が不足しがちな家庭が、企業や団体が提供する多様な体験コンテンツを無料で選び、申し込みを行うことができます。

LINEを活用した会員登録・通知

サービスの対象となるご家庭は、LINEを通じてスムーズに会員登録が可能で、新しい体験情報をプッシュ通知で受け取ることができます。

サービスを利用するためには、「こども冒険バンク」LINE公式アカウントを友だち追加し、会員登録申請を行います。

認証が完了すると、1会員につき大人2名、こども4名の最大6名まで登録でき、月初に体験応募用の冒険チケットが付与されます。

その後、希望する体験にLINEから直接申し込み、参加できる仕組みです。

各メディアでの紹介

■朝日新聞デジタル
体験格差解消へ「こども冒険バンク」 全ての子どもに「心の栄養」を

■教育新聞
体験格差解消へプログラム提供 「こども冒険バンク」設立

この課題を解決したソリューション

■「こども冒険バンク」のサイトはこちら

【編集後記】

企業が提供する多様な体験コンテンツでこどもたちの体験機会を豊かに!こどもの体験格差問題に取り組んだプラットフォーム「こども冒険バンク」を紹介いたしました。

「こども冒険バンク」のサービスは、体験格差を解消するための画期的な取り組みだと感じました。特に経済的な理由で体験の機会が限られている家庭に、無料で多様な体験を提供する仕組みは非常に助かると思います。また、LINEを活用した簡便な登録と情報提供の仕組みも、利用者にとって非常に使いやすく、広く普及する可能性が高いと感じました。企業との連携による社会貢献の一環としても注目ポイントです。

「こども冒険バンク」の基盤となっているのは、「カスタメディアMASE」の技術です。
これは、御社のニーズに合わせてサイトをカスタマイズすることができる、柔軟性の高いプラットフォームです。標準機能を超える個別のカスタマイズにも対応可能であり、企業独自のビジョンを形にすることができます。
ぜひ一度、どんなものをお作りになりたいのかご相談ください。

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