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株式会社カスタメディアの「カスタメディアMASE」が第18回「ASPICクラウドアワード2024」社会業界特化系ASP・SaaS部門 総合グランプリを受賞しました!
「カスタメディアMASE」が、「ASPICクラウドアワード2024」の「社会業界特化系ASP・SaaS部門」において、総合グランプリを受賞しました。
2024年11月20日、「ASPICクラウドアワード2024」が開催され、株式会社カスタメディア(本店:大阪府大阪市、代表取締役:宮﨑 耕史、以下 当社)が提供するマッチングサイト・シェアリングエコノミーサイト構築システム「カスタメディアMASE(メイス)」が、社会業界特化系ASP・SaaS部門 総合グランプリを受賞しました。
「ASPICクラウドアワード」について
「ASPICクラウドアワード」は、一般社団法人日本クラウド産業協会(ASPIC)が主催しており、今回で18回目の開催となります。
クラウドサービスが社会の情報インフラとしてさらに発展することを目的とし、日本国内で提供されている優秀かつ有益なクラウドサービスを表彰することで、IoT、AI、クラウド事業者並びにIaaS・PaaS、データーセンター事業者、クラウドサービスを利用しているユーザ企業の事業拡大を支援しています。
また、2015年からは総務省からの後援を受け、総務大臣賞の授与も行われています。
今回当社が受賞したのは、「社会業界特化系ASP・SaaS部門」です。ASPやSaaSの中でも、企業活動や社会活動を支える業種および社会横断的なアプリケーション、サービスを提供している企業を対象にしており、当社は部門1位となる「総合グランプリ」を受賞しました。
多数の応募の中から「カスタメディアMASE」を最も評価していただき、大変嬉しく思います。
第18回「ASPICクラウドアワード2024」
https://www.aspicjapan.org/event/award/18/index.html
ASPICとは
https://www.aspicjapan.org/index.html
「カスタメディアMASE」について
「カスタメディアMASE」はマッチングサイト・シェアリングエコノミーサイト、オウンドメディアサイト等を700件以上のサービス提供で培ったノウハウを凝縮したモジュールのような「型」を組み合わせて構築するサービスです。
「型」は新たなものを追加したり、カスタマイズをすることもできるので、パッケージ/SaaSの手軽さとスクラッチ開発の独自性・柔軟性を両立したサイト構築を、低単価かつ短納期で実現します。
■市場環境について
現在、政府や自治体がスタートアップ育成5カ年計画に取り組む中、市場は活況となっています。
特に大手企業は、高齢化や人口減少に伴う市場縮小や競争力低下を回避するため、収益の多様化やカーブアウトを目指して新規事業投資、共創、オープンイノベーション等を活発に進めています。また、自治体や公共セクターにおいても行政DXやオープンイノベーションプログラムが盛り上がりを見せており、特に新政権の下での可能性が広がっています。
Z世代の「所有から共有」へのシフトやSDGsの推進によって、シェアリングエコノミーやSaaS市場が急拡大しています。一部の予想では、シェアリングエコノミー市場は2030年に最大8.0兆円、SaaS市場は2027年に2.0兆円に達すると予測されています。
■我々が目指すものについて
業界を問わず、新規事業には「千三つ」と言われる程、「多産多死」という特性があります。
私たちが目指す世界は、企業の規模を問わず、多産多死の新規事業環境において、迅速かつ低コストでノウハウが詰まった「型」を活用してシステムを構築することで失敗リスクを低減し、挑戦を繰り返せる仕組みを作り上げることです。これにより、失敗を恐れずに果敢に新規事業へ挑戦を支援するのが私たちのミッションです。
かつて日本は、戦後に電機メーカーや自動車メーカーをはじめとする製造業中心に、リスクを恐れず成長意欲に満ちた起業家達が、新規事業を起こしイノベーティブな製品や企業を次々と立ち上げ、世界に進出して戦後復興から高度成長を果たし、1989年には世界の時価総額ランキングで上位10社中7社が日本企業という状況で「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と称され、世界的なプレゼンスを誇っていました。
しかし、バブル崩壊以降、失われた30年の長期デフレ下で、産業構造の変化に対応できず、デジタルプラットフォーマーの台頭に乗り遅れ、特にIT分野ではGAFAMに遅れを取り「デジタル敗戦」とまで評されるようになり、2018年の世界時価総額ランキングでは10位以内に1社も存在せず、日本企業のプレゼンスは著しく低下しています。
こうした中で、日本の開業率(5%前後)や廃業率(4%前後)、ユニコーン企業の数など欧米や中国に比べ著しく低く、リスク回避の文化、研究開発投資の減少、リソース不足などが新規事業への挑戦をさらに困難にし、イノベーションの停滞を招いています。
高齢化と人口減少が進む日本において、イノベーションの創出はこれまで以上に重要となっていますが、さまざまな要因で、新規事業への挑戦を阻んでいるのが日本の社会課題です。
私たちは、新規事業に挑戦しにくい風土を変革し、スタートアップや大手企業が再び国内外でイノベーションを起こし、日本企業が世界市場で存在感を取り戻す未来を実現することを目指しています。
■他の受賞・ノミネート
・大阪産業局 Rising!第6期(2024年) 選抜
・ITreview Grid Award認定(3期連続)
代表取締役 宮﨑 耕史からのコメント
「カスタメディアMASE」は単なるシステムではありません。それは、人と人、人とモノ、さらには社会全体をつなぐ架け橋となるプラットフォームです。私たちが目指すのは、シェアリングエコノミーを通じて資源を有効活用し、誰もが持続可能な経済の恩恵を享受できる世界を実現すること。その革新性と実用性が、今回の受賞において特に高く評価されました。
この受賞は、多数の応募者の中から選ばれたという事実だけでなく、私たちの取り組みが社会に必要とされ、未来に向けた一歩を後押しするものだという力強いメッセージだと受け止めています。審査員の皆様に私たちの想いが届き、「カスタメディアMASE」が光り輝いたことは、チーム全員にとって何よりの喜びです。
この栄誉に甘んじることなく、私たちはさらなる挑戦を続けます。技術を進化させ、社会の課題を解決し、持続可能な社会を実現するために、これからも努力を惜しみません。受賞の喜びとともに、新たな目標への決意を胸に、歩み続けてまいります。
「カスタメディアMASE」に込めた思いと、支えてくださった皆様への感謝を込めて、ここから未来をともに創り上げていきたいと思います。