事例インタビュー

青年海外協力隊経験者ネットワーク『青年海外協力隊講座』『jocaDomi』

2019年1月6日

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青年海外協力隊事業を応援! 協力隊経験者ネットワークの活発化目指す『青年海外協力隊講座』『jocaDomi』

青年海外協力隊などのJICAボランティア経験者や国際協力を対象としたカスタメディアベースの会員制SNS「jocaDomi」と、青年海外協力隊に派遣される前の訓練生などに向けた、青年海外協力隊やODA、世界の宗教事情などを無料で学べる、オンライン講座サイト「青年海外協力隊講座」を構築させていただきました。

受講にはjocaDomiへの会員登録が必要で、LMSであるmoodleベースのeラーニングとなっております。

本サービスをを今後どのように展開していくのかなど含めて、青年海外協力協会 末田氏に、インタビューを致しました。

1.事業概要について

– 青年海外協力協会様の事業について教えて下さい。

青年海外協力協会(Japan Overseas Cooperative Association; JOCA)は、開発途上国の人々のために自分の持つ技術や経験を生かし活動してきた青年海外協力隊の帰国隊員を中心に組織されている、内閣府認定の公益社団法人です。
青年海外協力隊で培った精神とその経験を広く普及するため、OB・OG会をはじめとする多くの団体とのネットワークを活用し、地域に根ざした国際交流・国際協力や、国際社会における建設的な役割を果たせる、より有益な協力活動を展開していくことを目的としています。

2.これまでの取組と導入のきっかけ

– 本サービス開始の背景はなんでしょうか。

2015年に青年海外協力隊事業発足50周年の節目となり、
これからの50年に向けて、青年海外協力隊事業を応援し、さらに協力隊経験者のネットワークを活発化したいことが検討されていました。

その一環として、
青年海外協力隊創設50周年記念事業 映画『クロスロード-Crossroads』を製作しました。

さらに、オンラインで、各地のOB会をはじめ、
協力隊経験者がもう一度結びつきを強めるためにSNSのリニューアルが検討され

1. もっとつながりたい!(OBの活動をもっと活発にしたい、派遣中の隊員に呼びかけたい等)
2. もっと伝えたい!(帰国隊員の帰国後の活躍を伝えたい、イベントの参加をお願いしたい等)
3. もっと知りたい!(青年海外協力隊の最新情報を知りたい、JICAボランティア全体の最新情報を知りたい等)
という3つの気持ちに応えようと、既存のSNSをリニューアルして、カスタメディアを利用させていただきました。

– 本サービスで工夫されてる点を教え下さい。

JICAボランティア経験者が交流しやすい工夫がされており、
サイト内にはJICAボランティア経験者と合格者(会員)のみが閲覧・利用できるページと、JICAボランティア関心者の方(ゲスト会員)も閲覧できるページがあります。

経験者が活発に意見交換するコミュニティや、会員全員に疑問・質問・情報を投稿ができたり、会員を職種・隊次・派遣国・現住所(都道府県)・氏名で検索する機能があるほか、過去に盛り上がった記事の資料室などを設けています。

3.事業者の選定と採用の決め手

– 弊社を選んだ理由について教えてください。

国内だけでなく海外向けのサービスを複数手がけていること、2005年から事業をしているというのSNSの導入実績が豊富であったこと。
あと、同時にリニューアル対象であったeラーニングシステムの実績もあった為。
また、事業者として提案と価格の安さの2点も大きな決め手になりました。
必要な機能がすでに標準機能やオプション機能として備わっていて、コストパフォーマンスが良いと思いました。

– 本サービスの利用者様からの評判はいかがですか?

利用者の方からは「自由にイベントの告知や情報収集ができるようになり便利」「同じ時期に協力隊に派遣された友人と再びつながれた」という声を頂戴しております。

– 最後に、今後どのようにしていこうと考えてますか。

利用率をもっと増やして利用者の母数を増やす事をまずは目指しています。
また、先々の話ですが利用者の声に耳を傾け、更なる機能や使い勝手の強化をして、JICAボランティアにとってなくてはならないサービスに育成していきたいと考えています。

本日は、貴重なお時間を頂きました、ありがとうございました。

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