マーケティングBLOG

効果的なFAQサイトを構築する方法と、企業担当者が押さえておきたい重要ポイントを解説
導入実績700サイト以上!!
「カスタメディア」の事例ダウンロードは
こちら
本記事では、Webサイト運営において課題となりやすい顧客対応の効率化を目指す方に向けて、以下の内容を詳しく解説しております。
- FAQサイトの基礎知識:定義やQ&Aとの違い、導入による4つの主要メリット
- 効果的な構築ステップ:ターゲット選定から検索機能の最適化、UI/UX設計まで
- 運用・改善のポイント:アクセス分析による効果測定とメンテナンスの重要性
▼この記事を読むと解決できる悩み
FAQサイトを単なる「質問集」に留めず、顧客満足度(CS)の向上と大幅な工数削減を同時に実現する「戦略的なサポート拠点」へと進化させる具体的な方法がわかります。最新のトレンドを踏まえた、失敗しない構築・運用のノウハウが手に入ります。
目次
FAQサイトの基本:定義と導入効果

FAQサイトは顧客の自己解決を促し、企業側のサポートコストを削減する「双方にメリットのある」ツールです。
FAQサイトとは何か?
FAQとは「Frequently Asked Questions」の略称で、日本語では「よくある質問」と訳されます。顧客から頻繁に寄せられる質問とそれに対する回答をWebサイト上に集約したページを指します。顧客が抱える疑問をサイト上で自己解決できるため、企業の負担軽減と顧客満足度向上に直結します。
Q&Aページとの違い
どちらも一問一答形式ですが、その目的と性質に違いがあります。
- FAQサイト:顧客の疑問を事前に予測し、迅速な自己解決を目的とする。情報が整理された「ナレッジベース」としての側面が強い。
- Q&Aページ:より広範な、あるいは個別の質問に対応し、ユーザー同士の情報交換(コミュニティ)として機能することもある。
FAQサイトの目的と効果一覧
| 目的 | 期待できる効果 |
|---|---|
| 顧客の自己解決促進 | 問い合わせ対応の効率化によるコスト削減、満足度・顧客体験(CX)の向上 |
| 見込み顧客への情報提供 | 商品・サービスへの理解促進、購買決定のスピードアップ |
| 企業の信頼性向上 | 正確な情報の提供による信頼関係構築、企業姿勢の透明化 |
| 社内ナレッジの共有 | 従業員教育の効率化、顧客対応品質の均一化 |
FAQサイトは顧客にとって有益な情報源となるだけでなく、企業にとっても業務効率化やブランドイメージ向上に繋がる有効なツールと言えるでしょう。
効果的なFAQサイト構築のための6ステップ
単に質問を並べるのではなく、ユーザー視点に立った構造設計と検索性の向上が不可欠です。
1. 目的・ターゲットの明確化
FAQサイトを通して「誰に、どのような行動を促したいのか」を整理しましょう。既存顧客のサポートが目的なのか、検討中の見込み顧客の不安払拭が目的なのかによって、選定すべき質問項目は異なります。
例えば、顧客サポートの効率化を目的とする場合、ターゲットは「製品・サービスに関する疑問や問題を抱えている既存顧客」となるでしょう。一方、見込み顧客獲得を目的とする場合は、「製品・サービスの購入を検討しているが、情報収集中の潜在顧客」がターゲットとなります。
2. 質問項目の収集と選定
過去の問い合わせ履歴や営業現場の声から、頻度の高い質問を抽出します。
FAQサイトの回答は、ユーザーが求める情報を的確に、そしてわかりやすく提供することが重要です。以下のポイントを意識しましょう。
| 項目 | 作成のポイント |
|---|---|
| ユーザー視点 | 専門用語を避け、ユーザーが実際に検索する言葉(話し言葉など)で記述する。 |
| 簡潔・具体的 | 要点を絞り、具体的な事例や図表を用いて視覚的に解説する。 |
| 読みやすさ | 改行や箇条書きを効果的に活用し、一目で内容が入るようにする。 |
| 一貫性 | 表記揺れや文体、敬称をサイト全体で統一する。 |
3. わかりやすく簡潔な回答作成
FAQサイトの回答は、ユーザーにとって理解しやすく、簡潔であることが重要です。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 誰にでもわかりやすい言葉遣い | 専門用語や業界用語は避け、誰にでも理解できる言葉で説明しましょう。 |
| 簡潔で要点を押さえた表現 | ダラダラと長い文章ではなく、要点を押さえて簡潔にまとめましょう。 |
| 具体例や図表の活用 | 必要に応じて、具体例や図表を用いることで、よりわかりやすく説明することができます。 |
| 読みやすい体裁 | 箇条書きや表などを効果的に活用し、読みやすい体裁を心がけましょう。 |
これらのポイントを踏まえ、ユーザーが求める回答を的確に、わかりやすく提供できるよう努めましょう。
4. カテゴリー分けとサイト構造設計
情報が膨大になると、ユーザーは迷子になります。ECサイトであれば「配送について」「注文のキャンセル」など、直感的に辿り着ける階層構造を設計します。例えば、ECサイトであれば、以下のようなカテゴリー分けが考えられます。
| カテゴリー | 説明 |
|---|---|
| 注文について | 注文方法、支払い方法、配送、キャンセルなどに関するFAQ |
| 商品について | 商品情報、在庫、返品・交換などに関するFAQ |
| 会員登録について | 会員登録、ログイン、退会などに関するFAQ |
| その他 | 上記以外のFAQ |
カテゴリー分けが完了したら、各カテゴリーと質問項目を関連付けてサイト構造を設計します。 サイト構造は、ユーザーが直感的かつ容易に情報へアクセスできるよう、階層構造を意識することが重要です。 また、サイトマップを作成することで、ユーザーはサイト全体の構成を把握しやすくなるだけでなく、検索エンジンにとってもサイト構造を理解しやすくなるため、SEO効果の向上も期待できます。
5. 検索機能の最適化
FAQサイトにアクセスしたユーザーが求める情報をスムーズに見つけられるよう、以下の機能を充実させましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サジェスト機能の導入 | 入力キーワードに対する候補を表示する機能 |
| 関連キーワードの表示 | 検索結果ページに関連性の高いキーワードを表示する機能 |
| 絞り込み検索の実装 | カテゴリーやタグなどで検索結果を絞り込む機能 |
| 類義語・同義語の考慮 | 複数の表現に対応して適切な検索結果を表示する |
| 検索エンジンの活用(任意) | Googleカスタム検索などを活用し、サイト内検索の精度を向上 |
これらの機能を充実させることで、ユーザーはより直感的かつ効率的に情報を検索できるようになります。
6. デザインと使いやすさ(UI/UX)
デザインと使いやすさは、ユーザー満足度やFAQサイトの効果を左右する重要な要素です。見やすく直感的に操作できるサイト設計を心がけましょう。
FAQサイトを効果的にデザインするためには、以下の点が重要です。
- シンプルで視認性の高いレイアウト:重要な情報を分かりやすく配置しましょう。
- フォント:可読性を重視し、適切な文字サイズを設定しましょう。
- 配色:テーマカラーを統一し、全体の見やすさを意識します。
また、情報を詰め込みすぎず適度な余白を確保することも大切です。さらに、レスポンシブデザインを採用し、PC・スマートフォン・タブレットなど、どのデバイスでも快適に閲覧できるようにしましょう。
企業担当者が押さえておくべき運用のポイント
FAQサイトは「作って終わり」ではありません。アクセス解析に基づき、ユーザーのニーズに合わせて「育てていく」意識が重要です。
運用フェーズを見据えた設計
質問や回答を簡単に追加・更新できる仕組みを整え、サービス内容の変化に合わせて常に最新の情報を保ちましょう。
また、複数人で管理できるよう、アクセス権限の設定や運用ルールを整備することも大切です。さらに、アクセス状況や検索キーワードを分析し、改善を重ねることで、FAQサイトの効果を高められます。アクセス解析ツールとの連携も有効です。
アクセス状況の分析と改善
アクセス解析ツールを用い、以下の項目を定期的にチェックしましょう。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| ページビュー数 | 各ページがどれくらい閲覧されているか |
| ユニークユーザー数 | 何人のユーザーがサイトを訪れたか |
| 滞在時間 | ユーザーがサイトに滞在した時間の平均 |
| 直帰率 | サイトを訪れたユーザーが、そのページだけを見て離脱した割合 |
| 検索キーワード | ユーザーがサイト内検索で使用したキーワード |
| アクセス元 | ユーザーがどこからFAQサイトにアクセスしてきたか(検索エンジン、外部サイト、自社サイト内など) |
| ユーザーの行動履歴 | ユーザーがサイト内でどのようなページ遷移をしたか |
| よく閲覧されているページ | どのFAQページが頻繁に閲覧されているか |
これらのデータから、ユーザーがどのような情報を求めているのか、どのようなキーワードで検索しているのか、また、サイトの使い勝手や改善点などを把握することができます。分析結果に基づき、FAQの内容更新やサイトの構成変更などを行い、ユーザーにとってより価値の高いFAQサイトを目指しましょう。
FAQサイトの効果測定
FAQサイトの効果を測定することは、サイト改善や運用方針の検討に不可欠です。アクセス状況を分析し、サイトが目的を達成しているか評価します。以下の主な効果測定項目があります。
- アクセス数: FAQサイトへのアクセス数やページビュー数を計測します。
- 検索キーワード: ユーザーが使用した検索キーワードを分析します。
- 利用率: FAQページへのアクセス数に対する問題解決率を算出します。
- 未解決率: FAQページ閲覧後、問い合わせフォームに移行した割合を計測します。
- 顧客満足度: FAQサイトに対するユーザーの満足度をアンケートで調査します。
これらのデータを基に、FAQサイトの改善点や顧客が求める情報を把握します。未解決率が高ければ、FAQ内容の不足や探しにくさが原因かもしれません。アクセス数が多いFAQは顧客の関心が高い情報です。効果測定結果に基づき、FAQサイトを継続的に改善することが重要です。
最新情報への更新とメンテナンス
製品アップデートや法改正、規約変更に合わせ、常に最新の情報を掲載します。古い情報はユーザーの混乱とクレームを招くため、不要な項目を削除・統合するなどの定期的なメンテナンスが必須です。
アクセス数の少ない項目は見直しを行い、常に利用価値の高い状態を保つことが求められます。企業はFAQサイトを「育てていく」という意識で運用することが重要となるでしょう。
FAQサイト構築を成功させるツールとシステム
| ツール種別 | 特徴 |
|---|---|
| CMS(WordPress等) | 既存サイトへの追加が容易。コスト重視の導入や小規模運用に向く。 |
| 専用FAQシステム | 分析機能や検索精度が非常に高く、大規模・高機能なFAQ管理に最適。 |
| チャットボット連携 | FAQの内容をボットが自動応答。よりスピーディーな解決を促せる。 |
これらのツールを活用することで、FAQサイトの構築・運用を効率化できます。
CMSは専門知識がなくてもFAQページを作成できるため、初めて導入する企業に適しています。一方、規模が大きく高度な機能が必要な場合は、専用FAQシステムの導入も有効です。
最適なツールは、企業の規模や目的、予算によって異なります。各ツールの特性を比較し、自社に合ったものを選びましょう。
よくある質問(FAQ)
FAQサイトとチャットボット、どちらを導入すべきですか?
どちらか一方ではなく、併用することで最大の効果を発揮します。 FAQサイトは「複雑な手順の解説」や「じっくり比較したい情報」に適しており、チャットボットは「一言で済む簡単な質問」への即時回答に向いています。FAQサイトの情報をチャットボットの回答ソースとして活用する構成が理想的です。
FAQサイトの更新頻度はどのくらいが目安ですか?
サービスに大きな変更がなくても、最低でも月に一度はアクセスログを確認し、改善を行うのが理想です。 新しいキャンペーンの開始時や、製品のアップデート時はもちろん、問い合わせフォームに届く質問の内容が変化したタイミングで、即座にFAQを更新・追加する体制を整えましょう。
どんなツールを使って構築するのがおすすめですか?
サイトの規模と、どこまで分析に力を入れたいかによります。 数件〜数十件程度の小規模なものであれば、WordPressなどのCMSで十分対応可能です。数百件規模になり、検索キーワード分析や未解決率の計測を詳細に行いたい場合は、カスタメディアMASEのような、管理機能と分析機能が統合されたパッケージシステムの活用が、長期的なコストパフォーマンスに優れています。
まとめ
FAQサイトは、顧客にとっては「ストレスのない自己解決の場」であり、企業にとっては「資産となる強力なサポート拠点」です。本記事で解説したステップを実践し、問い合わせ対応の効率化とビジネスの信頼向上を同時に実現させましょう。
