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Webサイト運用の仕事内容と保守との違い、成果につなげる進め方

Webサイト運用の仕事内容と保守との違い、成果につなげる進め方

2026年9月17日

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・公開したあとに、何を・誰が・どの頻度でやるのかが決まっていない
・更新はしているが、問い合わせも資料請求も増えない

Web担当になったばかりの方や、兼任でサイトを見ている方は、そんな感覚を持っているのではないでしょうか。

この記事では、Webサイト運用の意味、目的、仕事内容、保守・管理との違い、成果につながる進め方までを整理します。費用の内訳は扱いません。

金額の目安は、Webサイトの運用費用はいくらかかる?初心者でも分かる費用の内訳でまとめています。

Webサイト運用とは?

Webサイト運用とは、公開済みのサイトを継続的に更新・分析・改善し、問い合わせ・資料請求・購入・採用など、事業目標につなげる一連の活動です。

WEBサイト運用、ホームページ運用、サイト運用、Web運用などと呼ばれ、現場では「サイト運営」とほぼ同じ意味で使われることもあります。

Webサイトは、公開したら終わりではありません。公開後の数字やユーザーの反応を見ながら、必要な部分を少しずつ改善していくことが重要です。

制作・運用・保守・管理・運営は、同じ作業ではない

「Webサイトの運用」と一言でいっても、実際にはさまざまな仕事が含まれます。
見積もりや社内の役割分担で混乱しないよう、それぞれの違いを整理しておきましょう。

言葉主に何をするか目的の置き方
制作設計、デザイン、構築、初期コンテンツ投入公開できる「器」をつくる
運用コンテンツ企画、導線改善、SEO、解析、施策実行事業目標に向けて価値を上げる(攻め)
保守監視、バックアップ、障害対応、脆弱性対応止めない・壊さない(守り)
管理ドメイン、サーバー、SSL、アカウント、契約更新資産と契約を切らさない
運営方針、体制、予算、対外コミュニケーションサイトを事業として回す

実務では、一人が複数の仕事を兼ねることも珍しくありません。ただ、見積もりや役割を決めるときは、それぞれを分けて考えておくと、後からの食い違いを防ぎやすくなります。

Webサイトを運用する目的は、先に一文で決める

運用を始める前に、「このサイトで何を実現したいのか」を決めておくことも大切です。

「とりあえず更新する」から始めると、記事やお知らせは増えても、成果が見えにくくなります。よく設定される目的は、次の5つです。

Webサイトの目的具体的な成果・行動
リード獲得問い合わせ、デモ依頼、相談予約などにつなげる
資料請求・ダウンロードサービス資料やホワイトペーパーなど、検討に必要な情報を提供する
③ブランド認知会社や商品の情報を発信し、検索後の受け皿として認知・理解を深める
販売ECサイトや申込フォームを通じて、商品・サービスの購入につなげる
採用・既存顧客への情報提供求職者、既存顧客、株主など、それぞれの対象者に必要な情報を届ける

BtoBでは①と②が中心になりやすく、BtoCや物販では④の比重が上がります。

コーポレートサイトのように複数の目的を持つ場合は、ページごとに「誰に、どんな行動をしてほしいのか」を決めておくと、CTAやコンテンツの方向性も整理しやすくなります。

運用・保守・管理の違いが、見積もりと体制を決める

「月額運用費」と書かれていても、保守だけなのか、更新や改善まで含まれるのかはサービスによって異なります。

まずは、次の3つに分けて考えると分かりやすくなります。

具体例何を守るか/増やすか
保守サーバー監視、バックアップ、CMS・プラグイン更新、SSL更新、障害対応落とさない・壊さない
軽微更新お知らせ追加、料金・仕様の修正、画像差し替え、採用情報の更新情報を正しく保つ
改善解析、導線見直し、リライト、CTA改善、新規コンテンツ、A/Bテスト問い合わせや売上を増やす

保守と軽微更新を続けていれば、サイトを正常な状態に保つことはできます。

一方で、成果を伸ばすには、アクセス状況やユーザーの反応を見ながら改善していく必要があります。

また、改善ばかりに目を向けて保守を後回しにするのも危険です。ドメインやSSL、CMSなどの管理が滞ると、コンテンツとは別のところでサイトが利用できなくなる可能性があります。

IPAの「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」では、ウェブサイトの安全な運用も確認項目として扱われています。

費用については、Webサイトの運用費用の内訳で詳しく解説しています。

Webサイト運用の仕事内容は、日常と改善に分かれる

では、実際にWeb担当者は何をすればよいのでしょうか。

日常的に対応する仕事と、成果を伸ばすための仕事に分けると、全体像が見えやすくなります。

日常で行う仕事

  • 軽微なコンテンツ更新:お知らせ、導入事例、料金・仕様、採用情報など
  • 問い合わせ対応:フォームの確認、担当部署への引き渡し、返信管理
  • 契約・権限の確認:ドメイン、サーバー、SSL、CMS、解析、広告アカウントなど
  • 表示・フォームの確認:スマホ表示、送信テスト、リンク切れなど

ドメインやSSLの更新忘れは、コンテンツの内容とは関係なくサイト全体に影響します。

SSL/TLSについては、IPAが「TLS暗号設定ガイドライン」を公開しています。担当者が細かな設定まで行わない場合でも、証明書の期限やhttpsで正常にアクセスできるかは確認しておきたいポイントです。

成果を伸ばすための仕事

日常の更新に加えて、サイトを改善していく仕事もWebサイト運用に含まれます。

  • 目的とKPIの設計
  • コンテンツの企画・制作・リライト
  • アクセス解析
  • 導線やUIの改善
  • SEOや広告、メルマガなどの集客施策

解析では、Google アナリティクス 4やSearch Consoleなどを活用します。

ただ数字を見るだけではなく、「何が起きたか」「なぜ起きたか」「次に何をするか」まで整理すると、改善につなげやすくなります。

ECサイトの場合は、商品ページの更新だけでなく、在庫・決済・配送などの管理も運用に含まれます。構築については、ECサイト構築の全手順で詳しく紹介しています。

成果につなげる進め方は、目標→役割→PDCAの順

Webサイトを運用するときは、やみくもに更新するのではなく、まず「何を目指すのか」を決めることが大切です。

1. 目標を、測れる言葉に落とす

「問い合わせを増やす」「認知を上げる」だけでは、具体的な施策を決めにくいことがあります。

例えば、

  • KGI:四半期の有効問い合わせを30件にする
  • KPI:オーガニックセッション、資料DL、フォーム完了率

というように、目標と途中経過を見る指標を分けておくと、改善点を見つけやすくなります。

2. 役割とルールを決める

次に、誰が何を担当するのかを決めます。

  • 誰が原稿を出すか
  • 誰が公開判断するか
  • 何営業日で公開するか
  • 何を公開してよいか

担当者だけが分かる状態にしてしまうと、異動や退職の際に運用が止まる可能性があります。契約名義、更新期限、権限、作業手順などをまとめておくと、引き継ぎもしやすくなります。

3. PDCAは、月に1テーマでもよい

すべてを一度に改善しようとすると、何が成果につながったのか分からなくなります。

例えば、月ごとに「資料ダウンロードページの離脱率を改善する」といったテーマを1つ決めて、PDCAを回します。

  1. Plan:改善テーマを決める
  2. Do:見出し、CTA、フォームなどを変更する
  3. Check:変更前後の数字を見る
  4. Act:効果のあった施策を次の運用に生かす

こうした結果を記録しておけば、担当者が変わっても過去の改善内容を活用できます。

コーポレートサイトとプラットフォームでは、運用の中身が変わる

ここまでの内容は、一般的なWebサイトを想定したものです。

ただ、会員制やマッチング、コミュニティ型のサイトになると、必要な運用は大きく変わります。

見る視点コーポレート/サービスサイト会員制・マッチング・コミュニティ型
主な更新者社内の広報・マーケ運営+ユーザー
主なリスク古い情報、弱い導線UGC、なりすまし、取引トラブル
日常の業務記事、事例、フォーム承認、権限、通報、決済、通知
主なKPI問い合わせ、資料DL登録、マッチ成立、継続率など

ユーザー自身が投稿・出品・募集などを行うサイトでは、コンテンツを更新するだけでなく、「場」を管理する仕事も必要になります。そのため、構築時点から公開後の運用まで考えておくことが重要です。

サイトの種類ごとに必要な機能については、サイト種類別のプラットフォーム必須機能でも紹介しています。

内製と代行は、「全部任せる/全部自分で」の二択ではない

Web担当者が一人しかいない場合、すべてを社内で対応するのは難しいこともあります。

一方で、すべてを外注する必要もありません。業務ごとに分けて考えると、次のように整理できます。

  • 社内に残しやすいもの:目的とKPI、公開内容の最終判断
  • 外注しやすいもの:実装、軽微更新、監視、レポート作成
  • 両方で対応したいもの:改善テーマの選定、セキュリティ、障害対応

外注するときは、「運用代行」という言葉だけで判断しないことが大切です。

保守だけなのか、更新まで含むのか、アクセス解析や改善提案まで対応するのか。依頼する範囲を事前に確認しておくと、契約後の認識違いを防げます。

更新はしているのに成果が出ない|運用の型を組み直したいなら

「記事は更新しているけれど、問い合わせにつながらない」という場合、コンテンツの量だけが原因とは限りません。

目的や導線、フォーム、運用体制など、サイト全体の仕組みを見直す必要があるケースもあります。

おすすめのWebサイト運用の土台は「カスタメディアプラットフォーム」

カスタメディアプラットフォームは、Webサイトやプラットフォームの構築だけでなく、公開後の運用まで見据えた仕組みづくりを支援しています。

コーポレートサイトだけでなく、会員制・マッチング・コミュニティなど、ユーザーがサイト内で活動する仕組みについても相談できます。

  • 保守・更新・改善の役割分担を整理できる
  • 会員管理、通知、権限、投稿などの機能を相談できる
  • 必要な機能から始め、運用しながら追加することもできる
  • 構築後の改善についても継続して相談できる

「Webサイトを作りたい」という段階だけでなく、「公開後の運用まで含めて考えたい」という相談にも対応しています。現在のサイトや運用体制についてお気軽にご相談ください。

UNINOWA|運用まで見据えたプラットフォーム構築の事例

Webサイトの運用は、サイトの種類によっても大きく変わります。ユーザー自身が投稿や売買を行うプラットフォームでは、公開後の管理やユーザー対応まで含めて運用を考える必要があります。

カスタメディアが構築した、菅公学生服のフリマサービス「UNINOWA」では、学校単位で制服や体操服を売買できる仕組みを構築しています。会員管理や投稿、学校単位でのアクセス制御、匿名配送など、一般的なコーポレートサイトにはない機能が必要となるため、構築段階から公開後の運用を考えることが重要です。(事例詳細はこちら

このように、Webサイト運用では「記事を更新する」「アクセスを分析する」だけでなく、そのサイトを誰が、どのように使うのかに合わせて、運用の仕組み自体を整えることも重要になります。

よくある質問(FAQ)

  1. Webサイト運用とサイト運営の違いは何ですか?

    運用は更新・解析・改善などの実務を指し、運営は方針・体制・予算なども含めてサイトを事業として回すことを指します。

  2. Webサイト運用代行の費用相場はどのくらいですか?

    保守だけなのか、更新・解析・改善まで含むのかによって費用は大きく変わります。具体的な費用については、Webサイトの運用費用はいくらかかる?初心者でも分かる費用の内訳で紹介しています。

  3. 運用を始めて成果が出るまで、どのくらいかかりますか?

    施策によって異なります。導線やフォームの改善は比較的早く変化が出る場合がありますが、SEOのように検索流入を増やす施策は、継続して効果を確認する必要があります。

  4. 担当が一人のとき、最初の90日は何をすればよいですか?

    まずは契約・権限・バックアップ・フォームなどを確認し、その後にサイトの目的とKPIを整理します。最後に改善テーマを1つ決めて実行すると、運用の土台を作りやすくなります。


  5. 運用の相談は、どこにすればよいですか?

    サイトの目的、更新頻度、社内で対応できる範囲、外部に任せたい業務を整理したうえで相談するとスムーズです。
    構築から運用までまとめて見直したい場合は、プラットフォームまるごとサービスからご相談いただけます。

まとめ:Webサイトは、公開してからの運用で育てていく

Webサイト運用では、単に記事やお知らせを更新するだけではなく、サイトを正常に保ち、情報を最新にし、数字を見ながら改善していくことが重要です。

特に、

  • 保守:サイトを止めない
  • 更新:情報を正しく保つ
  • 改善:成果につなげる

という3つを分けて考えると、必要な業務や外注範囲も整理しやすくなります。

また、コーポレートサイトと会員制・マッチング型のプラットフォームでは、必要な運用も異なります。

まずは現在のサイトについて、「誰が・何を・どの頻度で行っているのか」を整理してみましょう。そこから不足している業務や、外部に任せるべき範囲が見えてきます。

カスタメディアでは、Webサイトやプラットフォームの構築から、公開後の運用まで含めた仕組みづくりを支援しています。

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