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SNS構築

SNSの構築・開発費用について解説! 独自SNSの構築メリットは?

2024年3月19日

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本稿は、SNS構築を検討している方に向けて次の内容を解説しております

・SNS構築の基本情報

・独自SNS構築のメリット

・SNS構築の費用

近年、企業や個人事業主の方が、FacebookやTwitterとは別に、独自のSNSを構築することが増えています。

しかし既に多くの集客が見込めるSNSプラットフォームがありながら、企業が独自SNSを構築することにメリットはあるのでしょうか?

また、実際にSNSを構築するにはどれくらいの費用かかるのか、構築までの道のりがわからない方も多いでしょう。

今回は、独自SNSを構築するにあたってのポイントを絞って解説しております。

是非最後までご覧ください。

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目次
‐ SNSアプリ・サイトの種類
 ‐ ①オープンSNS
 ‐ ②クローズドSNS
‐ 特化型SNSもある
‐ SNSアプリ・サイトを構築するメリット
‐ SNSアプリ・SNSサイトの違い
‐ SNSアプリ・サイトに最低限必要な基本機能
 ‐ ①コミュニティ
 ‐ ②会員(ユーザー)管理・プロフィール
 ‐ ③DM(ダイレクトメッセージ)・チャット
 ‐ ④タイムライン
 ‐ ⑤投稿・画像・動画などのシェア
 ‐ ⑥キーワード検索
 ‐ ⑦プッシュ通知
‐ SNSアプリ・サイトを構築する費用の目安は?
 ‐ ①フルスクラッチ型
 ‐ ②クラウド・SaaS型
 ‐ ③パッケージ型+カスタマイズ型
‐ SNSアプリ・サイトを開発するステップ
 ‐ 要件定義
 ‐ 設計
 ‐ 開発
 ‐ テスト
 ‐ リリース
‐ 会員制サイト・独自SNS・ポータルサイト構築「カスタメディア」
‐ まとめ

SNSアプリ・サイトの種類

SNSとは、Social Netwoking Serviceの略で、インターネット環境における社会的なネットワークの構築を提供するプラットフォームサービスです。

多くは会員制のコミュニティサイトの形式をとっており、趣味・嗜好、属性などの様々なネットワークでつながりを形成することができます。

SNSには大きく分けて、オープンSNSとクローズドSNSの2つがあります。

①オープンSNS

投稿内容やプロフィールなどが、不特定多数のユーザーに公開されるSNSをオープンSNSといいます。

代表的なオープンSNSとしては、Facebook、Twitter、Instagram、TikTokなどが挙げられます。

誰でもメールアドレスやプロフィールなどを入力すれば簡単に参加でき、個人だけでなく、企業や店舗もアカウントを持つことができるサービスも多くあります。

不特定多数の人が登録しているため、個人のPRだけでなく、企業・店舗がマーケティング、広告、宣伝目的でアカウントを作って活用しています。

上記に挙げた代表的なSNS以外にも、最近では企業がファンコミュニティサイトを構築し、、自社サービスのファンの囲い込みやマーケティングに活用している事例が増えています。

②クローズドSNS

クローズドSNSは、特定の限られたユーザーのみが参加できるSNSです。SNSに登録するには、SNS運営者の承認が必要であったり、すでに登録している人の招待が必要です。

そのため、投稿内容やプロフィールなどは特定のユーザーしか閲覧できません。

Facebook、InstagramといったSNSも、投稿内容を誰に公開するか、プロフィールを公開するかを選択できますが、クローズSNSはそもそも登録している人が制限されています。

クローズドSNSの活用例としては、社内SNSが挙げられます。

社内SNSは、広義の意味では、Chatworkやslackなどのビジネスチャットツールも含まれますが、狭義の意味では社内のコミュニケーションを活性化させるために導入されるSNSがあります。

特化型SNSもある

オープンSNS、クローズドSNSといったユーザーの公開範囲による分け方もありますが、テーマという軸でみると、特化型SNSというSNSがあります。

特化型SNSとは、特定の趣味、嗜好に特化した人を集めたSNS、特定の組織に属している人のみを集めたSNS、自社商品・サービスに関連する分野の人だけにターゲットを絞り込んだSNSなどが挙げられます。

最近、大手のメーカーなどが起ち上げている、自社商品・サービスのファンを集めた「ファンコミュニティサイト」は、オープンSNSの特化型SNSと言えます。

検索機能や、機能、コンテンツに独自性を持たすことができます。

SNSアプリ・サイトを構築するメリット

FacebookやTwitter、Instagram、TikTokといった多くのシェアを獲得しているSNSがあるなか、企業や個人がSNSを独自開発するメリットは何でしょうか?

独自のSNSを構築するメリットとして大きいのは、自社の独自性を強く打ち出すことで、自社の商品やサービスのファンの囲い込みができるということです。

万人向けに創られたSNSの場合は、自社サイトへの誘導が限られていたり、自由にアンケートをしたりなどが難しいです。

しかし、独自SNSであれば、自社サイトへの誘導は自由にでき、アンケートをとるなどのマーケティング活動も自由に行うことができます。

自社にあったマーケティングを展開することができます。

SNSアプリ・SNSサイトの違い

SNSを独自に構築するにあたり、Webサイトにするか、iOSやAndoroidなどのアプリにするか迷っている方もいるでしょう。それぞれにメリット、デメリットがありますので、しっかりと把握して、どちらで構築するのか、またはどちらも構築するのかを検討しましょう。

Webサイトで構築するメリットとしては、ユーザーが使用する際にアプリをダウンロードする必要がないということです。アプリはまず閲覧をしてもらうにも、ダウンロードが必要となります。そのため、広告を出稿しても、閲覧してもらえないことがあります。また、iOSアプリはストアに掲載してもらうのに審査が必要になります。

アプリのメリットとしては、通知機能でユーザーにアプローチができます。また、Webサイトは訪問の際に通信が発生するため、ユーザーの通信環境によっては表示速度が悪くなります。アプリは、Webサイトほどの通信が行われないため、スムーズにサクサクと表示されます。

Webサイト、アプリのどちらにも一長一短あるため、予算が潤沢にあれば両方構築するのも良いでしょう。しかし、運用の手間も2倍になります。
そのため、まずはWebサイトでしっかりと集客してマネタイズの展望がみえてからアプリの構築をするのがおすすめです。

SNSアプリ・サイトに最低限必要な基本機能

SNSアプリ・サイトを構築するまえに、最低限必要な機能について把握しておきましょう。

①コミュニティ

SNS自体がユーザー同士のコミュニティを形成していますが、ここでいうコミュニティとは、より細分化されたユーザーグループのコミュニティです。ユーザーがより細分化されたテーマや趣味嗜好のグループコミュニティを自由に起ち上げることができれば、コミュニケーションがより活発になるでしょう。

②会員(ユーザー)管理・プロフィール

SNS管理者に必要な機能としてユーザー管理機能、そして、ユーザーにはプロフィール機能が必須です。ユーザー管理機能は、SNS管理者が管理画面で登録されたユーザーの確認、並びかえ、検索、新規登録、削除などが最低限必要です。無料のオープンソース系のSNS構築ツールで自社開発する場合は、管理画面の機能がきちんとついているかを確認する必要があるでしょう。

プロフィール機能は、ユーザー同士がコミュニケーションをとるきっかけとなりますので、いろいろな項目を取得できること、そして、公開、非公開の設定が各項目でできるのがよいでしょう。

③DM(ダイレクトメッセージ)・チャット

ユーザー同士がコミュニケーションをとるために重要な機能としては、DM(ダイレクトメッセージ)、チャット機能があります。

オープンSNSであっても、ユーザー同士でダイレクトでメッセージにやり取りする機能が必要です。チャットはより気軽にリアルタイムでやりとりできるので、実装されているとコミュニティがより活発になるでしょう。

④タイムライン

Facebook、Twitter、Instagram、LINEなどに実装されているタイムライン機能。ユーザーからのメッセージやコメントを時系列で一覧表示させるタイムラインはSNSでも必須です。タイムラインをより活発にさせるためのオプション機能として、フォローするユーザーのみを表示させる、お気に入りユーザーを登録できるフォロー機能、「いいね!」などのリアクションボタンなどの機能もあるとよいでしょう。

⑤投稿・画像・動画などのシェア

投稿・画像・動画などをシェアする機能もあるとよいでしょう。シェアをきっかけにより多くのユーザーに拡散することで、SNS全体が活発になります。ユーザー同士のエンゲージメントを高めるのにも役立ちます。

⑥キーワード検索

意外と忘れがちなのが、キーワードによる検索機能です。メッセージ、コメントのほか、ユーザーのプロフィールなどをキーワードによって検索できることで、ユーザー同士が結び付くきっかけとなります。SNSのジャンルによっては、それに合った検索項目があると、より独自性、利便性が増します。ハッシュタグなどの検索もできるとよりよいでしょう。

⑦プッシュ通知

新着メッセージ、自分のコメントに対するリプライがあった際にある通知機能は必須です。オプションとして、ユーザーが通知機能のオンオフを、条件によって切り替えられるような仕様にして使い勝手をよくしましょう。

SNSアプリ・サイトを構築する費用の目安は?

では、実際に独自にSNSを構築すると、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?

開発の手法としては、一からオリジナルで開発するフルスクラッチ、あらかじめ用意されたモジュールに沿って開発するクラウド・SaaS型、パッケージ+カスタマイズ型の3つの方法があります。

それぞれについて解説していきましょう。

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①フルスクラッチ型

フルスクラッチ型は、ゼロからアプリ、サイトを作る方法です。

フルスクラッチ型のメリットとしては、要望する要件に合わせて自由に機能や仕様を作ることができるという点です。

他のシステムとの連携もとりやすく、インターフェースもフレキシブルな対応をとりやすいです。

デメリットとしては、すべての機能を一から開発するため、開発期間が伸びてしまうことでしょう。もちろん、要望する機能にもよりますが、最短でも3か月、1年ということもあるでしょう。

また、ベンダーの開発力が低いと、セキュリティや動作に大きなリスクが発生するかもしれません。

開発費用としては、最低でも300万はかかるとみておくとよいでしょう。

②クラウド・SaaS型

クラウド・SaaS型は、クラウド開発企業がある程度SNS構築に必要な機能をモジュールで用意しており、それに合わせて構築する方法です。

メリットとしては、フルスクラッチ型よりも短い期間で開発することができる点です。

要件にもよりますが、最短で1か月程度で構築することも可能でしょう。

また、フロントエンドからバックエンドまで、すべてクラウド開発企業に任せることができます。

一方で、クラウド・SaaS型は、あらかじめ型にはまった機能が搭載された既存のシステムのプラットフォームを利用するため、独自性やオリジナリティのあるSNSを構築できないことがあります。

費用としては、要件や利用するプラットフォームにもよりますが、60万円くらいから構築することが可能でしょう。

③パッケージ型+カスタマイズ型

ある程度は必要な機能はモジュール化されており、要望に応じてカスタマイズできるのがパッケージ型+カスタマイズ型です。

メリットとしては、フルスクラッチ型よりは開発期間、費用を安く抑えることができる点でしょう。そして、クラウド・SaaS型よりもカスタマイズが可能なため、独自性やオリジナリティも出しやすいでしょう。

デメリットとしては、これもフルスクラッチ型、クラウド・SaaS型の間と言えるでしょう。フルスクラッチ型よりも独自性やオリジナリティが出せず、クラウド・SaaS型より開発期間が長く費用が高くなりがちです。

パッケージ+カスタマイズ型の開発期間としては3か月から、費用面としては100万からを見ておくとよいでしょう

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SNSアプリ・サイトを開発するステップ

要件定義

SNSアプリの開発は、最初に要件定義から始まります。

この段階では、ターゲットとなるユーザー群を明確にし、彼らがSNSプラットフォームでどのような機能を求めているのか、どのような問題を解決したいのかを理解することが重要です。

目的とするビジネスモデルや計画に基づき、具体的な機能、環境、デザインの要件を明確にすると同時に、不要な機能についても洗い出しましょう。

要件定義は、プロジェクトの成功に不可欠であり、十分な時間を割くことが重要です。

設計

要件定義が完了した後は、アプリの設計フェーズに移ります。

この段階での主な作業は、ユーザーインターフェース(UI)のデザイン、ユーザーエクスペリエンス(UX)の構築、システムのアーキテクチャ設計です。

アプリの魅力を高めるために、直感的でシンプルな操作性、見やすい画面デザインが求められます。

また、バックエンドの構築では、データベースの設計やサーバー環境の選定が行われ、スムーズなデータ処理と安定した動作を実現するための土台が作られます。

開発

設計フェーズの成果を基に、実際のアプリ開発がスタートします。

この段階では、選定したプログラミング言語やツールを活用し、設計書に沿ってコーディング作業が行われます。

iOSアプリ、Androidアプリなど、対象とするプラットフォームに応じた開発手法が適用されます。

エンジニアは、定められた機能実装と同時に、データの安全性やアプリのパフォーマンスにも注意を払いながら開発を進めます。

テスト

開発されたアプリは、リリース前に徹底的なテストを行います。

このテストフェーズでは、機能テスト、性能テスト、セキュリティテストなど、複数のテストを実施し、ユーザーが直面する可能性のあるあらゆるシナリオでアプリが正しく動作することを確認します。

バグやエラーの修正、ユーザビリティの向上に努め、高い品質を持つアプリを目指します。

リリース

テストを経て、問題がないことを確認したアプリはリリースの準備が整います。

App StoreやGoogle Playなどのプラットフォームにアプリを登録し、審査プロセスを経て公開します。

リリース後は、ユーザーからのフィードバックを受け取り、アプリのアップデートや改善を継続的に行うことが重要です。

運用と保守の体制を整え、ユーザーの満足度を高めることが、長期的な成功に繋がります。

会員制サイト・独自SNS・ポータルサイト構築「カスタメディア」


会員制サイト、独自SNS、ポータルサイト等のオウンドメディアサイト構築が可能なパッケージシステムです。
2005年から約15年、長きに渡り運用を続け、現在の導入実績は350サイト以上に及びます。

「カスタメディア」は、豊富なカスタマイズ機能を持ち、構築したいサイトに合わせて必要な機能をカスタマイズすることが可能です。

カスタメディアについてはこちら:https://service.customedia.co.jp/lp/customedia-community

まとめ

以上、独自SNSの構築について、メリット、開発手法、費用などについて解説いたしました。

この記事を読んで実際にSNSの構築を具体的に検討してみようと思った方は、まずはベンダーに相談をしてみるのがよいでしょう。

具体的な成功例や、構築期間、仕様などについても適切なアドバイスをもらい、プロジェクトを成功に導きましょう。

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