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オンラインイベントとは?企画・開催手順・ツール選定・ハイブリッド対応まで解説

2026年5月20日

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オンラインイベントは、コロナ禍で急速に普及し、今ではリアルと組み合わせたハイブリッドイベントが主流になりつつあります。一方で「参加者が途中離脱する」「終わっても関係が続かない」という課題もよく耳にします。

この記事では、B2Bビジネスにおけるオンラインイベントの基礎から、2026年のハイブリッド設計のトレンド、「単発で終わらせないコミュニティ設計」まで解説します。

オンラインイベントとは?

オンラインイベントとは、インターネットを介して物理的な場所を問わず参加者が集うイベント形式であり、セミナー・展示会・社内行事・顧客交流会・製品発表会など多様な目的で活用されるデジタル上の体験の場のことです。

オンラインイベントの他に、バーチャルイベント・ウェビナー・オンライン展示会・オンライン交流会・ハイブリッドイベントとも呼ばれることがあります。

現在では、社内外のイベントにオンライン要素を組み込むことが標準化されています。リアル・オンライン・ハイブリッドをどう組み合わせるかが、イベント設計の核心課題になっています。

オンライン・ハイブリッド・リアルイベントの選び方

「オンライン一択」の時代は終わりました。現在は目的・対象・予算に応じて形式を選ぶことが重要です。

形式主なメリット主な課題向いているシーン
リアルイベント熱量・偶発的出会い・体験の深さ地理的制限・コスト・参加ハードル高コアファン向け・大型カンファレンス
オンラインイベント地理的制限なし・録画配信可・低コスト参加者の離脱・盛り上がりにくい・双方向性が弱い全国展開・情報提供型ウェビナー・採用説明会
ハイブリッドイベント両者の強みを活かせる・参加選択肢が広がる運営の複雑さ・配信品質の担保年次カンファレンス・展示会・キックオフ

トレンドとして注目すべきは「ハイブリッドの標準化」です。リアル参加者とオンライン参加者を同一のイベントで扱う設計が一般化しており、両者が同等の体験を得られるかどうかが開催クオリティの指標になっています。

オンラインイベントを開催するメリットと主な注意点

メリット

  • 地理的・時間的制約の解消:全国・海外の参加者を集められ、録画配信でアーカイブ視聴も可能
  • 参加コストの低減:参加者側の交通費・会場費が不要となり、参加ハードルが大幅に下がる
  • データの取得と活用:入退室ログ・視聴時間・アンケート回答をデジタルで自動収集でき、効果測定が容易
  • 反復・スケールが容易:同一コンテンツを複数回・複数地域で展開でき、制作物の資産化ができる

注意点(設計で解決できるもの)

  • 参加者の途中離脱:一方的な講演形式ではなく、投票・Q&A・グループワークを組み込む「参加者を受け身にしない設計」が必要
  • ネットワーキングの難しさ:名刺交換や立ち話が自然に起きるリアルと違い、意図的にブレイクアウトルームや1対1マッチング機能を設計する必要がある
  • 終わったら関係が続かない:イベントを「点」として完結させず、コミュニティやフォローアップ施策との連動設計が重要

オンラインイベントの企画・開催手順

目的と対象の明確化

「誰に」「何を感じてもらうか」「イベント後に何をしてほしいか」を言語化する。目的が曖昧なままツールを選ぶと、後から機能が足りないことに気づく。

形式と規模の決定

ウェビナー(一方向型)・パネルディスカッション・ワークショップ・展示会・交流会のどれが目的に合うかを決める。想定参加者数は同時接続数・ブレイクアウトルーム設定に直接影響する。

ツール・プラットフォームの選定

ZoomウェビナーやMicrosoft Teams Liveなど汎用ツールか、EventHub・Remo・Hoppinなどイベント特化ツールかを要件に応じて選ぶ(後述)。

コンテンツ・台本の設計

60分のウェビナーなら「講演40分+Q&A15分+案内5分」のように時間配分を設計し、双方向コンテンツ(投票・アンケート)の挿入タイミングも事前に決める。

事前告知・集客

メールマーケティング・SNS・既存顧客リストへの案内を行う。「参加登録→リマインドメール→前日案内」の自動化フローを設計しておくと当日欠席率が下がる。

リハーサルと本番運営

登壇者・運営スタッフとのリハーサルは最低1回実施する。接続トラブル・音声ノイズへの対処フローを事前に決めておくことが重要。

事後フォローと効果測定

アーカイブ配信・アンケート集計・次回アクション案内(資料DL・商談申込・コミュニティ参加)を設計する。参加者データを翌日以降のナーチャリングに活用することが成果最大化のカギ。

オンラインイベント用ツール・プラットフォームの選び方

目的によって最適なツールは異なります。以下の基準で検討してください。

ツール種別代表例向いているシーン
汎用ビデオ会議Zoom・Microsoft Teams・Google Meet数十名以内の双方向セミナー・社内イベント
ウェビナー特化Zoomウェビナー・ON24数百〜数千名への一方向配信・大規模セミナー
イベント特化EventHub・Remo・Hopinネットワーキング重視・展示会・多セッション型
ライブ配信YouTube Live・Vimeo録画保存・アーカイブ配信・コスト重視
カスタム開発自社開発プラットフォーム独自機能・ブランド体験・複数回継続型が必要

選定の3原則:

  • 参加者のITリテラシーに合わせたUI(ダウンロード不要かどうかも重要)
  • 想定する同時接続数の上限を余裕を持って満たせるか
  • 事後のデータ活用(参加ログ・アンケート)がどこまでできるか

単発イベントで終わらせないイベント後のコミュニティ設計

多くのオンラインイベント解説記事は「開催して終わり」の設計で止まっています。しかし最も価値を生むのはイベントの後。参加者が継続的に関わり続ける仕組みを設計できるかどうかです。

なぜイベントは「単発」で終わってしまうのか

  • 参加者の連絡先をメール登録以外で保有していない
  • フォローアップが「お礼メール+資料配布」のみで終わる
  • 次回イベントまで参加者との接点がゼロになる

この結果、毎回同じ人しか来ない「固定客頼み」のイベントになるか、集客コストをかけ続けても関係が蓄積しない状態が続きます。

設計の転換点:「イベント」から「コミュニティ」へ

成功しているB2Bイベント主催者に共通しているのは、イベントを「コミュニティへの入口」として設計していることです。

  1. イベント参加者を専用コミュニティへ誘導する:Slackグループ・Discord・専用プラットフォームで参加者同士が繋がれる場を設ける
  2. イベント間にコンテンツを継続提供する:月1回のニュースレター・Q&Aセッション・限定コンテンツ配信で接点を維持する
  3. 参加者がコンテンツを生むUGC設計:参加者同士が情報交換・議論できる掲示板・テーマ別チャンネルを設けることで運営コストを下げながら価値を高める

オンラインイベントを起点としたコミュニティプラットフォームの設計については、ファンコミュニティサイトの構築と設計ポイントでも詳しく解説しています。

何度でも参加したくなるオンラインイベント基盤を作りたいなら

「毎回ゼロから集客して疲弊している」「参加者が次のイベントに来てくれない」「Zoomでは機能が足りず独自の体験を作れない」——こうした課題は、ツールの問題ではなく「プラットフォーム設計の問題」であることがほとんどです。

参加者が「また来たい」と感じるには、イベント体験の質だけでなく、参加後のコミュニティ体験・コンテンツの継続性・登録から参加までの摩擦のなさが設計されている必要があります。

おすすめのオンラインイベント・コミュニティ基盤は「カスタメディアプラットフォーム」

カスタメディアの「プラットフォーム〈まるごと〉サービス」は、オンラインイベントの開催機能から参加者コミュニティ・継続的なコンテンツ配信までを統合したプラットフォームを一気通貫で設計・開発するサービスです。

  • イベント登録・決済・配信・アーカイブを1プラットフォームで完結
  • 参加者コミュニティ・掲示板・チャット機能との統合設計
  • 独自ブランドのUIで参加者体験を最大化
  • 参加ログ・行動データを活用した次アクション設計
  • 800サイト以上の開発実績:イベント・コミュニティ・eラーニング領域の豊富な知見

よくある質問

  1. Q. オンラインイベントとハイブリッドイベントの違いは何ですか?

    オンラインイベントは参加者全員がオンライン参加する形式、ハイブリッドイベントはリアル会場の参加者とオンライン参加者が同時に参加する形式です。2026年ではハイブリッドが主流化しており、両者に同等の体験を提供する設計が求められます。


  2. Q. オンラインイベントの費用はどのくらいかかりますか?

    Zoomなど既存ツールを使う場合はツール費月数千円〜数万円程度です。専門の配信サポートを外注すると1回あたり10〜50万円程度が加わります。独自プラットフォームの開発は初期100万円〜が目安です。目的と規模に合わせて選択してください。

  3. Q. オンラインイベントで参加者を盛り上げるコツは何ですか?

    参加者を受け身にしない設計が核心です。投票・Q&A・少人数ブレイクアウト・チーム対抗企画など、参加者がアクションを起こせる仕掛けを30分に1回以上組み込むことで離脱率が下がります。

  4. Q. オンラインイベントの開催や運営はどこに相談すればよいですか?

    既存ツールの活用なら各ベンダーのサポートが近道です。「独自のイベント登録・決済・配信を一体化したい」「参加者コミュニティを継続させるプラットフォームが欲しい」「ハイブリッドイベントの設計から構築まで依頼したい」という場合は、プラットフォーム開発の実績があるシステム開発会社への相談を検討してください。

おわりに

オンラインイベント(バーチャルイベント・ハイブリッドイベント)でよくある失敗は、「ツールを選んで開催して終わり」の設計です。参加者との関係はイベント当日ではなく、その後どう継続させるかで決まります。

まずは「このイベントの参加者に次に何をしてほしいか」をゴールとして定めてから、形式・ツール・コンテンツを逆算してください。単発で終わらせない設計が一度できれば、集客コストをかけ続けなくても参加者が集まる仕組みになります。「どこから設計すればいいかわからない」という段階でも、カスタメディアにご相談ください。

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