マーケティングBLOG

eスポーツファンクラブの作り方!チームの収益化に繋がる費用相場を解説

eスポーツファンクラブの作り方!チームの収益化に繋がる費用相場を解説

2026年9月4日

Share

  • Xでシェア
  • facebookでシェア
  • LINEで送る

導入実績800サイト以上!!
「カスタメディア」の事例ダウンロードは
こちら

事例集をダウンロードする(無料)

eスポーツチームや選手を応援しているものの、SNSのフォロワーとの関係が「発信して終わり」になってしまっていると感じている運営者の方は多いのではないでしょうか。大会結果を投稿しても反応はもらえるけれど、そこから先の関係が深まっていかない。そんなもどかしさを抱えているチームも少なくないはずです。

この記事では、eスポーツファンクラブとは何かという基本から、必要な機能、作り方の選択肢、開設までの流れ、そしてクラウドファンディング機能を組み合わせてファンとの関係を深める方法までを、順を追って整理していきます。チームの法人担当者やクラブ運営者、選手のマネジメントに関わる方にとって、次の一歩を考えるための材料になれば幸いです。

 

eスポーツファンクラブとは?

eスポーツファンクラブとは、eスポーツチームや選手を応援するファンが集まり、会員登録をすることで限定コンテンツや特典を受け取れる会員制コミュニティのことです。

似た言葉に「ファンコミュニティ」がありますが、厳密には少しニュアンスが異なります。ファンクラブが「運営からファンへの特典提供」を軸にした会員制度であるのに対し、ファンコミュニティは「ファン同士の交流」まで含んだより広い概念として使われることが多いです。とはいえ実務上は、両者を組み合わせた形(会員限定コンテンツ+ファン同士の交流の場)で設計されるケースがほとんどなので、この記事では両方の要素を含めて解説していきます。

eスポーツファンクラブを作るメリット

「わざわざファンクラブを作らなくても、SNSで十分ではないか」と感じる方もいるかもしれません。実際にそう考えて後回しにしているチームも多いのが正直なところではないでしょうか。ただ、eスポーツ業界の状況を少し整理してみると、見え方が変わってくるかもしれません。

日本eスポーツ連合(JESU)の調査によれば、国内のeスポーツ市場規模は2024年時点で推計161億円となり、2020年以降は年平均成長率10%前後で安定的に拡大を続けています。ファン数についても2024年時点でおよそ967万人と推定され、2026年には約1,500万人に迫ると予測されています。市場もファンも増えている一方で、チームが得られる収益はスポンサー料や大会賞金に偏りがちで、ファン一人ひとりとの関係を「資産」として積み上げる仕組みを持てているチームはまだ多くないのが実情ではないでしょうか。

ファンクラブを持つことで得られるメリットは、大きく次の3つに整理できます。

収益源を分散できる

スポンサー収入や賞金だけに依存せず、月額会費やグッズ・チケットの先行販売など、ファンからの直接的な支援を収益の柱に加えられます。

アルゴリズムに左右されない自社接点を持てる

SNSの表示順位や仕様変更に振り回されず、届けたい情報を確実にファンへ届けられるようになります。

ロイヤルファンを可視化できる

誰がどれだけ熱心に応援してくれているかがデータとして見えるようになり、選手のブランディングやスポンサー提案の材料にもなります。

「応援してくれる人はいるはずなのに、その熱量をうまく形にできていない」というのが、多くのチームが抱えている共通の悩みではないでしょうか。ファンクラブは、その熱量を可視化し、収益にもつなげるための仕組みだと言えるかもしれません。

eスポーツファンクラブに必要な機能・コンテンツ

実際にファンクラブを立ち上げようとしたとき、最初につまずくのが「何を用意すればいいのか分からない」という点ではないでしょうか。少し整理してみましょう。

一般的なファンクラブサービスは、SNSに近い機能をベースに構成されていることが多く、eスポーツチームであれば以下のような組み合わせが考えられます。

機能概要eスポーツならではの活用例
タイムラインテキストや画像・動画を投稿し、いいねやコメントで反応がもらえる機能練習風景や大会直前のコンディション報告
グループチャット運営・選手とファンがカジュアルに交流できるチャット試合後の振り返りをリアルタイムで発信
ライブ配信音声・動画でのライブ配信機能会員限定の練習配信、大会後の反省会配信
会員限定コンテンツ動画・写真などをまとめて閲覧できるアーカイブ選手の私物紹介、非公開の戦術解説
先行販売・会員証チケットやグッズの先行・限定販売大会観戦チケットの先行予約、ユニフォームの会員限定カラー

これらすべてを最初から揃える必要はありません。まずは「タイムライン+会員限定コンテンツ」のような小さな構成から始めて、ファンの反応を見ながら機能を拡張していくというのも一つの現実的な進め方になります。

eスポーツファンクラブの作り方|3つの選択肢を比較

作り方について考えるとき、選択肢は大きく3つに分かれます。それぞれ向き・不向きがあるので、自チームの規模や予算に合わせて検討してみましょう。

選択肢特徴向いているチーム
ファンクラブ・コミュニティ専用サービスの利用既存サービスに登録するだけで短期間に開設可能。費用は月額課金型が中心小〜中規模で、まずは低コストで試したいチーム
SNSのサブスクリプション機能の活用YouTubeやX(旧Twitter)などの月額課金機能を利用すでに特定SNSでファンが定着しているチーム
専用プラットフォームの構築自社ドメインで独自機能を持つファンクラブサイトを開発大会観戦チケットやグッズEC、会員データ活用まで一体で運用したい中〜大規模チーム

専用サービスは手軽に始められる反面、機能のカスタマイズには限界があります。一方で専用プラットフォームとして構築する場合は、チケット販売やグッズEC、会員ランク管理などをファンクラブと一体で運用できるため、長期的に収益基盤を育てていきたいチームにとっては検討する価値があるかもしれません。

この選択肢については、ファンコミュニティプラットフォームおすすめ7選!選び方や成功事例を解説でも具体的な選び方を紹介しています。

eスポーツファンクラブ開設までの流れ

作り方の方向性が決まったら、実際の開設に向けて準備を進めていきます。
おおまかな流れは以下の通りです。

  1. コアファン数の把握
    SNSのフォロワー数や大会の観客動員数から、どの程度のファンが入会に興味を持ちそうかを見積もります
  2. プランと更新体制の決定
    会費プランや発信頻度、誰が何を投稿するかといった運営体制を固めます
  3. サービス・プラットフォームの選定
    前章で比較した3つの選択肢から、予算と機能面で最適なものを選びます
  4. 開設ページ・特典内容の準備
    入会メッセージや会員限定コンテンツの企画、決済に必要な事務情報を整理します
  5. 開設告知
    大会スケジュールや選手の記念日など、ファンにとって意味のあるタイミングに合わせて告知します

こうして書き出すと工程は多く見えますが、専用サービスやプラットフォームを使えば、多くの部分はテンプレートに沿って進められます。

ファンクラブにクラウドファンディング機能を組み合わせるという選択肢

ここまで紹介してきたファンクラブの多くは、月額会費や単発のグッズ・チケット販売が収益の中心でした。ただ、これだけでは「遠征費がかさむ大会シーズン」や「新しい機材への入れ替えタイミング」など、突発的に大きな資金が必要になる場面には対応しきれないと感じているチームも多いのではないでしょうか。

そこで選択肢に入ってくるのが、ファンクラブの中にクラウドファンディング機能そのものを組み込んでおくという設計です。月額会費のような固定課金とは別に、「海外大会への遠征費を集めたい」「新ユニフォームを制作したい」「新加入選手の育成環境を整えたい」といった目的ごとにプロジェクトを立ち上げ、ファンクラブ会員に向けて直接支援を募れる仕組みです。これには2つの利点があります。

  • 目的単位で柔軟に資金を集められる
    月額会費という固定収入に加えて、必要なタイミングで必要な金額をプロジェクト単位で調達できます
  • 支援そのものがファンとの接点になる
    支援者には限定グッズや観戦特典などのリターンを用意できるため、支援がそのままファンクラブ内での新たなコンテンツ・交流のきっかけになります

選手ごとのファンクラブ機能から先行販売・会員管理までまとめて運用したいなら

・専用サービスを使ってはみたものの、選手ごとにファンクラブを分けたい
・グッズ販売やチケット管理まで一つの管理画面で完結させたい
ファンクラブの運用が軌道に乗ってくると、こうした課題に直面する運営者の方も多いのかなと思います。

選手・チームに合わせて設計できる「カスタメディアプラットフォーム」

カスタメディアプラットフォームは、会員制のファンクラブ・ファンコミュニティを、貴社の予算感や運用体制に合わせてカスタマイズしながら構築できるパッケージ型のシステムです。実際に、タレントごとのファンクラブ機能・限定コンテンツ配信・物販・デジタルチケット機能を一つのプラットフォームに統合した構築事例(IDOL BASE)もあり、こうした「選手・メンバーごとに会員制の場を分けて運用したい」というニーズにも対応しています。

  • 選手・チーム単位でのファンクラブ機能をカスタマイズで実装可能
  • 会員限定コンテンツ配信、グッズEC、大会観戦チケットの先行販売を一元管理
  • 月額会費とは別に、遠征費・機材購入・ユニフォーム制作など目的別のクラウドファンディング機能を組み込み可能
  • 会員データの蓄積・分析により、ファンの熱量を可視化しスポンサー提案にも活用可能

「まずは自チームに何が必要か整理したい」という段階でも構いません。クラファン×ファンコミュニティを掛け合わせたプラットフォーム構築の詳細は、以下から確認いただけます。

 

よくある質問

  1. Q. eスポーツファンクラブとファンコミュニティの違いは何ですか?

    ファンクラブは会員特典の提供を軸にした会員制度、ファンコミュニティはファン同士の交流まで含んだより広い概念です。実際の運用では両者を組み合わせて設計されることがほとんどです。

  2. Q. eスポーツファンクラブは無料と有料、どちらの形式で始めるべきですか?

    まずファンの反応を見たい段階なら無料や一部無料から、収益化を明確な目的とするなら完全有料や複数プラン制が向いています。チームの規模とファン層の熱量に合わせて判断しましょう。

  3. Q. eスポーツファンクラブの開設費用はどれくらいかかりますか?

    専用サービスを利用する場合は月額数千円〜数万円程度が目安で、初期費用無料のサービスもあります。独自プラットフォームを構築する場合は数十万円〜数百万円規模になることが一般的で、要件によって幅があります。詳細な見積もりは複数社に相談することをおすすめします。

  4. Q. DiscordやSNSの公式アカウントではファンクラブの代わりになりませんか?

    無料で交流の場を作るという意味では選択肢の一つですが、会員限定コンテンツの配信や課金、チケット・グッズ販売までを一元管理したい場合は、専用のファンクラブサービスやプラットフォームの方が運用しやすくなります。


  5. Q. ファンクラブとクラウドファンディングは組み合わせられますか?

    可能です。月額会費とは別に、遠征費や機材購入費など目的別のプロジェクトを立ち上げ、ファンクラブ会員に向けて支援を募る機能を組み込むことができます。会員限定のリターンを用意すれば、支援そのものがファンとの新たな交流のきっかけにもなります。

ファンクラブは「箱」より「熱量の設計」で決まる

ファンクラブという「箱」を用意すること自体は、今や決して難しいことではありません。難しいのは、その箱の中でファンの熱量をどう育て、チームの収益やブランド価値にどうつなげていくかという設計の部分ではないでしょうか。

まずは自チームのファンがどれくらいの熱量を持っているのか、どんな特典やコンテンツなら喜んでもらえそうかを、一度整理してみることから始めてみませんか。カスタメディアでは、月額会費だけでなくクラウドファンディング機能まで組み込んだファンクラブ・ファンコミュニティの構築をご相談いただけます。まずは現状の課題や構想を、一緒に整理するところから始めてみてはいかがでしょうか。

 
新規事業ご相談バナー