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【最新】推し活市場規模・経済効果は?人口・年齢層・費用データまで徹底解説

【最新】推し活市場規模・経済効果は?人口・年齢層・費用データまで徹底解説

2026年7月30日

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この記事では、複数の調査機関が発表している推し活の市場規模・年齢層・費用データを整理しながら、そこから見えてくる「単発の施策だけでは、この市場の伸びしろを取りこぼしてしまう」という課題と、自社でファンとの接点を持つ選択肢について解説します。推し活ビジネスを始めたい方はぜひ、最後までご覧ください。

推し活市場は、もう無視できない規模になっている

まず押さえておきたいのは、推し活市場がすでに兆円単位の規模に達しているという事実です。主要な調査結果を整理すると、こんな感じになります。

調査機関調査時期推し活人口市場規模定義のポイント
推し活総研(CDG・Oshicoco)2026年1月約1,940万人約4.1兆円「推し活をしている」と回答した人
野村総合研究所(NRI)2025年3月約2,600万人約3.8兆円15〜69歳を対象
矢野経済研究所2024年度約1兆円前後オタク主要16分野の積み上げ

推し活総研の第3回調査では、前年の約3.5兆円から約6,000億円ほど伸長したことが示されています。NRIの推計日経の報道で取り上げられ、中高年層の消費が市場を支えている点が強調されていました。

画像引用:推し活総研の第3回調査

調査によって金額に幅があるのは、「消費者の消費行動全体を見るか」「業界・分野ごとの市場を積み上げるか」という算出範囲の違いによるものです。細かい数字の違いに気を取られるより、「どの調査を見ても兆円単位で右肩上がり」という事実そのものを起点に考えるのが、実務的だと言えるかもしれません。

市場規模の推移から見えること

推し活総研の調査を時系列で見ると、2024年時点で約3.5兆円だったものが、2026年には約4.1兆円まで拡大しています。人口増加と、1人あたりの支出が一定水準を維持していることが重なった結果と言えそうです。

NRIの調査では「推し活公式消費」だけでなく、「自主消費」「付随消費」「コラボ消費」を含めた広い範囲で捉えており、公式グッズやチケット以外の消費も市場の厚みを支えていることがわかります。

経済効果と周辺市場への波及

市場規模の数字だけでなく、経済効果の広がりも見逃せません。

推し活は、グッズ購入やライブチケットといった直接的な消費にとどまらず、遠征時の交通・宿泊、聖地巡礼、コラボ商品、配信課金など、さまざまな周辺消費を生み出しています。NRIの分析では、公式消費以外の間接的な消費も相当な規模に達していると指摘されています。

また、財務省のコラムでも触れられているように、推し活関連の消費は物価高の影響を受けにくい傾向があるようです。代替性が低く、「必要経費」として優先されやすいため、景気変動に対して一定の耐性を持っている点が特徴と言えます。

この「周辺消費を巻き込みながら拡大する構造」こそが、企業が単発のキャンペーンだけで終わらせてしまうと取りこぼしやすいポイントなのかもしれません。

推し活人口の規模と定義の違い

推し活総研の調査では「推し活をしている」と回答した人を約1,940万人(全体の24.0%)としています。一方、ビデオリサーチの調査では「推しがいる・ある」と回答した割合が40.9%に達しており、定義の違いによって数字が大きく変わってきます。

「推しがいる」と「実際にお金や時間を使って推し活をしている」では、層が異なるのが自然です。前者は潜在的な関心層を広く捉え、後者は実際に消費行動を起こしている層を捉えています。

企業が施策を考える際には、「どの定義の数字を前提にするか」を意識した方がよいかもしれません。関心はあるがまだ消費していない層を狙うのか、すでに熱量の高い層を深掘りするのかで、アプローチが変わってくるからです。

年齢層・世代別の特徴

「推し活マーケティング=Z世代向け」というイメージを持っている方も多いかもしれません。ですが、データを見るとその前提は見直した方がよさそうです。

ビデオリサーチ・ひと研究所の「推し活・ファンエンゲージメント調査2026」(2026年2月実施)では、15〜69歳全体で「推しがいる・ある」と回答した人の割合が40.9%に達しました。調査開始以来初めて4割を超えた数字です。

年代別に見ると、20代では約6割と高いのは想定通りですが、注目すべきは中高年層です。40代以上でも右肩上がりで増加していることが報告されており、推し活はもはや特定世代だけのカルチャーではなくなりつつあります。NRIの調査でも、40代以上の推し活実施者が約1,200万人に達しているとされています。

また、世代によって推しの対象や関わり方にも違いが見られます。若年層はアイドルやVTuber、アニメキャラクターへの傾倒が強い一方、中高年層ではミュージシャンやスポーツ選手など、長く応援できる対象を選ぶ傾向があるようです。

自社のファン層・顧客層を「若年層限定」と決めつけていると、実際にはもっと広いボリュームゾーンを取りこぼしている可能性がある。これは、自社の推し活マーケティング施策を設計するうえで見落としやすいポイントではないでしょうか。

費用・支出データの実態

ビデオリサーチの調査では、1か月あたりの推し活支出の中央値は全体で3,000円、20代では5,000円となっています。一方で、20代で推しがいる人のうち、月10万円以上を推し活に使っている人が1.9%存在するとも報告されています。

推し活総研の調査では、年間平均支出が約21万円(前年よりやや低下)と出ていますが、中央値は約4万円と、平均と中央値の間に大きな開きがあります。これは「一部の熱量の高い層が平均を押し上げている」構造を示しています。

ジャンルによっても差が大きく、俳優(舞台系)ファンでは月平均3万円超という調査結果もあります。グッズ、チケット、遠征費、配信課金など、支出の内訳も多岐にわたります。

つまり、ファンの中には「グッズを一度買って終わり」ではなく、継続的に、しかも高い金額を投じ続ける層が一定数存在するということです。この層にどうアプローチするかが、施策の成果を大きく左右するのではないでしょうか。

平均と中央値の乖離が示すもの

平均が高い一方で中央値が低いという構造は、「大多数はライトに楽しんでいるが、一部の熱量の高いファンが市場を支えている」ことを意味します。

この二極化を無視して「平均的なファン」だけを想定した施策を打つと、熱量の高い層のニーズを取りこぼしやすくなります。逆に、熱量の高い層だけを狙いすぎると、裾野の広がりを活かしきれない可能性もあります。

どちらの層も大切にしつつ、特に継続的に支出する層との関係をどう深めていくかが、これからの推し活マーケティングで問われてくるテーマなのかもしれません。

データから見える「単発施策だけでは取りこぼす」理由

ここまでのデータを踏まえると、推し活市場には

  • 規模
  • 広いターゲット層
  • 継続的に支出する熱量の高いファン

という3つの伸びしろがあることが分かります。

一方で、多くの企業が実施している推し活マーケティングは、SNSキャンペーンやコラボグッズ販売など、単発の施策にとどまっているのが実情ではないでしょうか。単発の施策では、キャンペーン期間中に生まれたファンの熱量や情報を、自社の中に蓄積する仕組みがありません。せっかく獲得したファンとの接点も、キャンペーンが終われば流出してしまいます。

弊社の見解としては、データが示すような「継続的に支出する熱量の高いファン」を自社の資産にしていくためには、単発のキャンペーンとは別に、ファンとの関係を積み重ねられる「場」を自社で持つことが有効だと考えています。具体的には、ファン専用のコミュニティを構築し、そこでの継続的な交流やクラウドファンディングを組み合わせることで、一時的な話題化では終わらない関係づくりが可能になるかもしれません。

データが示す継続的なファン関係を、自社の資産にしたいなら

ここまでのデータを見て、「市場は確かに大きい。でも、単発のキャンペーンを繰り返しているだけでは、この伸びしろを十分に活かせていないかも…」と感じている方もいるかもしれません。

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データが示す「継続的に支出する熱量の高いファン層」との関係を、キャンペーンのたびに作り直すのではなく、自社の資産として積み上げていくための土台として活用できるのが特徴です。

  • ファン専用のクローズドなコミュニティを構築できる
  • コミュニティ限定のクラウドファンディングを実施できる
  • イベント告知から参加受付、グッズ販売までを一つの場で完結できる
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よくある質問

  1. Q. 推し活市場の市場規模はいくらですか?

    A. 調査によって約4.1兆円(推し活総研)、約3.8兆円(NRI)などの数字があります。算出範囲が異なるため幅がありますが、どの調査でも共通しているのは「兆円単位で拡大し続けている」という点です。

  2. Q. 推し活をしているのはどの年代が多いですか?

    A. 10〜20代が高い傾向にありますが、40代以上でも右肩上がりで増加しており、幅広い年代に浸透しています。

  3. Q. 推し活の平均支出額はどれくらいですか?

    A. 月あたりの中央値は全体で3,000円前後という調査がある一方、年間平均は約21万円と出ている調査もあります。熱量の高い層はより多くを継続的に支出する傾向があります。

  4. Q. なぜ平均と中央値に差があるのですか?

    A. 一部の熱量の高いファンが大きな金額を使うことで平均が押し上げられる一方、多くの人は比較的少額で楽しんでいるためです。二極化が進んでいると言えます。

データが示す機会を、自社の資産に変えることから

推し活市場は、すでに兆円単位に成長し、年齢層も広がり、熱量の高いファンは継続的に大きな金額を投じています。この機会を単発のキャンペーンだけで終わらせてしまうのは、正直もったいないのではないでしょうか。

まずは自社のファンとの接点が、今どれだけ分散してしまっているかを整理してみませんか。カスタメディアでは、コミュニティとクラウドファンディングを一体で設計できる場づくりをお手伝いしています。

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