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プロが教えるマッチングサイト構築方法とは?制作会社に依頼した場合の費用から手順まで完全網羅!
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本記事では新規でマッチングサービスを検討されている方に向けて、次のような内容を詳しく解説しております。
・マッチングサイト構築の基礎知識を得たい
・マッチングサイト構築にあたってのポイントを知りたい
・マッチングサイト構築のおすすめプラットフォームを知りたい
昨今、大幅に拡大している“マッチングサイト”。新たなビジネスとして始める方も増加しつつあります。
市場拡大の背景には、“シェアリングエコノミーの市場拡大”があり、2020年度は2兆超え、2030年度には14兆円まで拡大すると予測されました。(出典:シェアリングエコノミー協会)
このような市場拡大の背景もあり、今後のマッチングサイトの市場は拡大するとみられています。
そこで、新規でマッチングサイト構築を検討されている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事ではパッケージをベースとしたマッチングサイトやシェアリングエコノミーサイト構築を250サイト以上行う弊社のノウハウを活かし、マッチングサイトのおすすめの構築方法や費用、重要な考え方、またおすすめのプラットフォームまで徹底解説いたします。
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目次
‐ マッチングシステムを使ったマッチングビジネスとは
‐ マッチングサイトの種類とは
‐ BtoB型(企業と企業)のマッチングプラットフォーム
‐ BtoC型(企業と消費者)のマッチングプラットフォーム
‐ CtoC型(消費者と消費者)マッチングプラットフォーム
‐ マッチングサイトの収益化方法まとめ
‐ ①手数料収益
‐ ②広告収益
‐ ②サブスクリプション収益
‐ マッチングサイトに必要な基本機能について抑えておこう
‐ ①マッチングサイトに必要な基本機能
‐ ②サービスによっては必要な機能
‐ マッチングサイト構築パターン
‐ ①スクラッチ開発
‐ ②パッケージ開発
‐ ③パッケージ+スクラッチ開発
‐ ④Word Pressで開発する
‐ ⑤ノーコード開発ツールで開発する
‐ 制作会社に依頼した場合のマッチングサイト構築にかかる費用
‐ スクラッチ開発
‐ パッケージ開発、パッケージ+スクラッチ開発
‐ 費用を抑えてマッチングサイトを構築する方法
‐ ①補助金活用
‐ ②クラウドファンディング
‐ マッチングサイト開発にかかる期間
‐ マッチングサイトの制作をホームページ制作会社に外注する際の注意点
‐ ①提案依頼書(RFP)を提出する
‐ ②おおよその費用感を把握しておく
‐ ③サポート体制について
‐ マッチングサイトを立ち上げるまでの一連の流れ(構築手順)
‐ ①企画と設計
‐ ②競合調査
‐ ③開発方法と依頼先の選定
‐ ④リリースと集客
‐ ⑤保守・改善
‐ 新規サービスを成功に導く“リーンスタートアップ”の2つのメリット
‐ ①リスクを最小限に抑えられる
‐ ②サービスを早く効率的に実施できる
‐ マッチングサイト構築はパッケージ+スクラッチ開発がおすすめ!3つの理由とは
‐ ①スクラッチ開発より価格を大幅に抑えられる
‐ ②スピーディーにサービスを開始できる
‐ ③コストを有効活用できる
‐ マッチングサイト構築の際の重要なポイントや課題
‐ ①市場での新規性
‐ ②需要と供給の見極め
‐ ③構築のプラットフォーム選定
‐ 制作実績250サイト以上!おすすめプラットフォーム「カスタメディアMASE」
‐ まとめ
マッチングシステムを使ったマッチングビジネスとは
ここで言うマッチングシステムを使ったマッチングビジネスは、異なる需要と供給、または異なるユーザーグループ同士を結びつけるためのプラットフォームやサービスを指します。
専門的な技術を持つフリーランサーと、それを必要としている企業。不用品を処理したい人と、それを必要としてる人など。そういった方々を結びつける場を提供し、様々な収益モデルを利用してマネタイズします。
このビジネスモデルは昨今、さまざまな産業や分野で利用が進められており、そのあたりから詳しく知りたい方は以下のリンクから該当記事をぜひ御覧ください。
マッチングサイトの種類とは
「マッチングサイト」とは、モノを譲りたい・貸したい・販売したい・スキルを提供したいなど、個人・法人のニーズと、それを必要とする個人・法人のニーズを「マッチング」させるWebサイトのことです。
マッチングサイトといえど、様々な種類が存在します。
マッチングサイトを構築するにはモノやコトをマッチングさせるために、誰と誰を対象にするのかを考慮する必要があるといえます。ここでは対象者がそれぞれ違う3つのマッチングサイトの種類について説明します。
BtoB型(企業と企業)のマッチングプラットフォーム
企業と企業の需要・供給ニーズをマッチングさせるサービスを運営の中心とするサイトです。
企業間ニーズのマッチングという性格上、市場規模自体は限定されるものの、比較的高額の商材を取り扱えるため、収益化が容易で安定しやすいと考えられます。
詳しくは下記の記事で解説しております。
●BtoB型マッチングプラットフォーム例
<比較Biz>
画像引用:比較Bizより(https://www.biz.ne.jp/)
Web開発・HP制作、税理士、社会保険労務士など、全国の専門家・業者を「完全無料」で一括見積り比較ができるサイト。掲載企業数約58,000件、発注利用者数約65,000社(2022年1月18日時点)と業者の見積もり系サイトとしては最大級を誇っています。
BtoC型(企業と消費者)のマッチングプラットフォーム
企業の供給ニーズと消費者の需要ニーズをマッチングさせるサービス運営の中心とするサイトです。
商品やサービスを提供する企業が登録料金・出稿料金を支払う、成約・実績に応じて支払う手数料などを収入源とするビジネスモデルが一般的であり、消費者であるユーザーは無料で利用できるのが基本です。
ZOZOTOWNや楽天市場のようにさまざまな企業と消費者を結びつけるショッピングモール、Expediaのような旅行検索サイト、企業と求職者を結びつける就職・転職サイトなどが当てはまります。
●BtoC型のマッチングプラットフォーム例:
<食べチョク>
画像引用:食べチョク(https://www.tabechoku.com/)
国内最大規模の産直通販サイト。市場やスーパーを介さずに、生産者と消費者を”チョク”つなげます。収穫から最短24時間以内の鮮度の高い食材を届けます。生産者と消費者が直接コミュニケーションをとれる機能があり生産者のこだわりを聞けます。
生産者直送ならではの珍しい食材や限定商品も出品されています。
CtoC型(消費者と消費者)マッチングプラットフォーム
個人と個人の需要・供給ニーズをマッチングさせるサービスを運営の中心とするサイトです。
マッチングサイトのプラットフォームを利用しつつも、エンドユーザーである個人同士の取引が中心となるのが特徴であり、決済ごとの手数料収入によって収入を得るビジネスモデルが一般的です。
Yahoo!やメルカリなどのオークション・フリーマーケットサイトはもちろん、婚活やベビーシッターなどを含むニッチな分野まで、幅広いサービスが存在するのも特徴です。
事前にどこの会社で構築するかや料金を考える前に、まずはどんなマッチングサイトを構築するか、検討する必要があるでしょう。
●CtoC型マッチングプラットフォーム例:
<Etsy(エッツィー)>
画像引用:Etsy(https://www.etsy.com/)
リサイクル品やハンドクラフト品等の商品を購入できる、アメリカのマーケットプレイスサイトEtsy(エッツィー)。ジュエリー・アクセサリー、アパレルや靴などの商品が販売されており、売り手が自由に値段を設定できます。売り手の多くは20〜30代の女性が多いサイトです。
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マッチングサイトの収益化方法まとめ
上記の種類のマッチングサイトでは下記のようなマネタイズ方法を組み合わせながら最適な収益化を行っています。
① 手数料収益
一般的に成果報酬型と呼ばれるこの方法は、ユーザー間で取引が成立した場合などで手数料が発生し、収益を得ることができます。比較的低コストで開始できる一方、会員数や取引量自体が少ないと、それに付随して収益が小さくなります。とはいえ、ニーズさえあれば安定した運営が可能となるモデルです。
② 広告収益
バナー広告、ディスプレイ広告、パートナーシップ広告など、多様な広告形式を活用し、ユーザーターゲットを行って閲覧者に相応しい広告を流すことで、表示回数やクリック数などから収益が発生します。導入にほとんど費用がかからないメリットがある一方、収益化までが非常に長く、質の高いコンテンツを用意する必要があります。
③ サブスクリプション収益
ユーザーが月額を支払っている間、収益が発生するシンプルな収益化モデルです。価値を提供する出品者側が無料である場合が多く、それによって全体の質を担保し、会員登録を促します。収益の見通しが立てやすく、運営難易度が比較的易しいですが、退会されないような工夫が必要です。
マッチングサイトに必要な基本機能について抑えておこう
マッチングサイトは、ユーザーが自ら販売商品やサービスを登録したり、ユーザー間でメッセージをやりとりするなど、一般的なECや一括見積りサイトより機能が多くなり、複雑なシステム処理が必要です。
まずは、マッチングサイトの構築に必要最低限の機能について抑えておきましょう。
①マッチングサイトに必要な基本機能
・会員登録
・商品/案件登録
・商品/案件検索
・新着情報表示
・ユーザー管理機能
・メール通知機能
・受発注管理機能
・利用規約
・運用者管理画面
以上の機能があれば、マッチングサイトとしては運用していけますが、やはり必要最低限の機能であるため、サービスによっては以下の機能も初期構築時に実装しておく必要があるでしょう。
②サービスによっては必要な機能
・ショッピングカート機能
・逆オファー
・お気に入り機能
・ランキング機能
・レコメンド機能
・ソーシャルログイン機能
・ソーシャルシェア機能
・決済機能
・レニュー機能
・メルマガ配信機能
・逆オファー機能
・配送設定
・本人確認機能
・おすすめ表示機能
・コミュニティ
・ポイント機能
etc・・・
システム開発会社に依頼をして構築してもらう際には、要件に合わせて事前にどのような機能が必要かすべて洗い出しておきましょう。初期構築、事業フェーズと費用を鑑みて進めていくのが成功のコツです。
マッチングサイトの構築パターン
開発方法としては、イチから開発する「スクラッチ開発」かパッケージを利用して開発する「パッケージ開発」、パッケージをベースにし部分的にカスタマイズで構築する「パッケージ+スクラッチ開発」の開発方法があります。
①パッケージ開発
既にあるシステムを使い開発する方法を「パッケージ開発」といいます。
パッケージ開発の大きなメリットは、安価で短納期で構築できること。費用と早さを重要視されている方にはおすすめです。
しかし、汎用されたものを使い構築するため、融通が効かない独自性が低いサイトになります。また、運用を構築したサイトに併せて行う必要性があるのがデメリットとなります。
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②スクラッチ開発
ゼロから全て構築する方法のことを「スクラッチ開発」と言います。
スクラッチという言葉には最初からという意味があり、完全フルオーダーで構築することからこのように呼ばれています。
メリットは、完全オリジナルの構築ができるため、斬新かつ他社と差別化の図れるサイト構築が実現できます。また、運用フローも自社にフィットさせられることがメリットです。
デメリットは、費用と時間がパッケージと比べ大きくかかってしまうこと。費用は、1000万以上かかることもございます。また、機能によって変動しますが、期間が長期間かかってしまう傾向にある点もデメリットとなります。
③パッケージ+スクラッチ開発
パッケージ開発をベースに追加機能をオリジナルで構築する方法を「パッケージ+スクラッチ開発」と言います。
弊社では、パッケージのみでの構築も可能ですが、パッケージ+スクラッチ開発での対応を中心に行っております。
「パッケージ+スクラッチ開発」は、パッケージ開発とスクラッチ開発のいいとこどりの構築方法です。
カスタマイズなしのパッケージ開発より費用はかかりますが、スクラッチ開発と比べると費用を大幅に抑えられます。また、カスタマイズによりオリジナルに近いサイト構築も実現できます。
さらに、必要な機能で既にあるものはパッケージをベースにし、追加で必要な機能はスクラッチで開発するという手法のため、スクラッチ開発より短納期での構築が実現できます
。
④Word Pressで開発する
マッチングサイトはWord Pressで構築することも可能です。Word Pressはオープンソース(開発コードを世界中の人に公開している)であるため、マッチングサイトを開発するためのプラグイン(機能を拡張するソフトウェア)がいくつかでています。
必要な機能を最小限に絞り、カスタマイズが必要な開発を極力避けるのであれば、ノーコードでWordPressでマッチングサイト構築することも可能です。
マッチングサイトを作るときに便利なWord Pressのプラグインをご紹介いたします。
・Ultimate Menber(アルティメットメンバー)
Ulitmate Memberは、会員サイトを作るのに必要な機能を一通り備えたプラグインです。ユーザーの権限の設定、ユーザーのアクセス制御など、会員サイトに必要な機能を設定できるようになります。
・Front End PM
マッチングサイトは、ユーザー同士で非公開でメッセージをやりとりする必要があります。
Front End PMは無料のプラグインで、メッセージの送受信ができるプラグインです。
・Advanced Custom Fields
マッチングサイトは、需要者も供給者も、商品者や案件を投稿する必要があります。Advanced Custom Fieldsをインストールすることで、ユーザーが入力する項目(価格設定、住んでいるエリア、納品方法など)を細かく分けることができるようになります。そのため、ユーザーが直感的に案件を投稿できるようになります。
ワードプレスでもマッチングサイトを構築することはできます。ただ、充実した機能を作りたい方や独自機能が必要な場合は、専門的な知識をもったシステム開発会社などに依頼するほうが良い場合もあります。
⑤ノーコード開発ツールで開発する
ノーコードツールとは、HTMLやCSS、プログラミング言語による記述をしなくても、Webサイト、アプリを構築をできるサービスです。
ノーコード開発のメリットとしては、プログラミングの専門知識が必要ないことです。そのため、エンジニアに発注する必要もなく、その費用がかかりません。
また、ノーコードで開発をおこなえるサービスのほとんどは、テンプレートの活用、ドラッグ&ドロップのみで開発ができるため、開発期間を削減できます。
ノーコード開発のデメリットとしては、定型的なことしかできないことです。仕様が定型から大きく外れると、対応は難しくなります。また、デザインなどにも制限がでてきます。
2つ目のデメリットとしては、サポートが英語が多いということです。現状、ノーコードのプラットフォームを提供している企業は国外の企業が多く、サポートは英語対応、サイトも英語の翻訳が必要となることが多いです。運用でトラブルがあった場合、英語がわからないと解決に時間がかかることもあるでしょう。
デメリットはありますが、ノーコード開発で開発をしたい方に、マッチングサイト・アプリを開発できるツールを2つ紹介いたします。
<Webアプリの開発>
・.bubble(バブル)
(画像引用:「.buble」https://bubble.io/)
bubbleは、他のノーコード開発プラットフォームと比較して、実装できる機能が多く、開発やデザインの柔軟性が高いのが特徴です。
海外でも利用されている大規模なサイトでも、実はbubbleで開発されているということもあるくらい、知名度も高い開発プラットフォームです。
<ネイティブアプリの開発>
・Glide
(画像引用:「Glide」https://www.glideapps.com/)
Glideは、Webアプリの開発に適したノーコード開発ツールです。Webアプリのなかでもプログレッシブウェブアプリ(PWA)の開発に適しています。
特徴としては、ExcelやGoogleスプレッドシートのデータを元にアプリを開発できるという特徴を持っています。
その他のツールに興味がある方は下記の記事で詳しく解説しておりますので御覧ください。
▶サイト構築ツールのメリットとデメリット!自分に合ったツールを選ぶために知っておくべきこと
制作会社に依頼した場合のマッチングサイト構築にかかる費用
では、実際マッチングサイトの費用はどのくらいかかってくるのでしょうか。Webサイト構築の制作会社に依頼した場合にいくらかかるのか、相場をみてみましょう。
スクラッチ開発
「スクラッチ開発」は、システム開発の雛形であるパッケージなどを利用せず、1からオリジナルのシステムを開発することをいいます。
イチから全て用意する必要があるため、制作会社に依頼をすると、300万円から1,000万円程度かかるとされています。
かなりこだわったマッチングサイトを構築されたい場合、この金額を大きく超えてくる可能性もあります。
また、制作期間もかかり納期が長くなり、サイトのリリースまで時間がかかることが非常に多いです。
パッケージ開発/パッケージ+スクラッチ開発
費用を出来るだけ抑えて、でも必要な機能は備えてマッチングサイトを構築したい方におすすめなのはパッケージ開発やパッケージ開発+スクラッチ開発です。
パッケージをベースとしての開発となるため、スクラッチ開発より費用を抑えてのマッチングサイト構築が可能となります。
構築したいサイトにより、必要な機能が大幅に変わるため、料金相場も大きく変わりますが、一般的な目安としては80万から300万程度でしょう。カスタマイズなしのマッチングサイト構築であれば、更に費用を抑えられる可能性もございます。
一方、パッケージ+スクラッチの開発で、大幅にカスタマイズを加えるとなると300万円を超えてくることもございます。
ただ、こだわったサイト構築を行ったとしてもスクラッチ開発よりは費用を抑えられるでしょう。
また、何といってもパッケージ開発は基本となるベースの機能がすでにあるため、比較的短期間で運用性の高いサイト構築が実現できます。
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費用を抑えてマッチングサイトを構築する方法
たとえパッケージ開発でも3桁を超えてしまうと高い印象を持たれる方も多くいらっしゃると思います。
「できるだけ費用を抑えて構築したい…」そう思う方々も多くいることでしょう。
実は、費用を少しでも抑えてマッチングサイトを制作できる可能性のある方法がございます。その方法を2つご紹介します。
①補助金活用
まず1つ目にご紹介するのは、補助金を活用したサイト構築です。
有名な補助金だと、下記の補助金があります。
・事業再構築補助金
・IT導入補助金
・ものづくり補助金
・小規模事業者持続化補助金
また各自治体で行っている補助金活用できる補助金もあります。
高いものだと1000万円の補助をしてくれる補助金や、採択率が8割を超える補助金などさまざまな補助金があります。
ただ、どなたでも申請できるものではなく対象があり、その対象者で採択された方のみが活用できます。
自社にあった補助金を申請要件などを確認しながら、補助金を検討してみるとよいでしょう。
補助金の情報についてはこちら
ご紹介した各種補助金についてはこちら
・事業再構築補助金:事業再構築補助金のご案内
・IT導入補助金:IT導入補助金2021
・ものづくり補助金:ものづくり補助金2021
・小規模事業者持続化補助金:小規模事業者持続化補助金2021
補助金の申請には時間を要するので、前々から準備を進める必要がございます。一人で準備して進めるということも可能ですが、はじめての方は申請に必要な準備や方法を悩まれる方も多くいらっしゃるかもしれません。補助金申請に不安をお持ちの方は、詳しい方に相談してみるとスムーズに進むでしょう。
②クラウドファンディング
2つ目にご紹介するのは、クラウドファンディングです。
クラウドファンディングとは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことをいいます。
クラウドファンディングで共感を集め資金を集めることができれば、費用を大きく抑えてサイト制作が可能となります。ただ、共感をつくるというところにある一定ハードルがあるので、準備や仲間を作り取り組んでみるとよいでしょう。
マッチングサイト制作を行う弊社でもクラウドファンディングの成功により、サイト構築した事例がございます。
「千代之音(ちよのね)」:https://service.customedia.co.jp/content/case/tiyonone/
新規創業時にマッチングサイト構築を検討されている方や、極力費用を抑えたいという方はこの2つを活用してみても良いかもしれません。
マッチングサイト開発にかかる期間
概ね以下のようになります(※あくまで目安です)
スクラッチ開発:12ヶ月~
パッケージ+カスタマイズ開発:3ヶ月~
パッケージ開発:1ヶ月~
マッチングサイトの制作をホームページ制作会社に外注する際の注意点
①提案依頼書(RFP)を提出する
少し手間に感じるかもしれませんが、提案依頼書を予め作成し、候補先の制作会社に送付しておくとよいでしょう。必要な機能はもちろんですが、不要な機能も洗い出しておくことで完成形のイメージが湧き、発注先のwebシステム会社とスムーズなやりとりが行えます。
提案依頼書の書き方は当サイトの記事に載せてありますので、合わせて御覧ください
②おおよその費用感を把握しておく
複数の制作会社に見積もりを依頼し、大体の相場を確認したうえで、競争力のある制作会社を比較しましょう。「この機能にはだいたいこれくらいの料金がかかるんだな」という前提知識がある程度固まっていれば、構築したいマッチングサイトの現実的な費用感を知ることができます。
③サポート体制について
マッチングサイトに限らず、昨今のWEBサイトというのは作って終わりではありません。
最高のサイトを構築出来たとしても、利用者が増えなければサービスを終了することになります。したがって、集客に必要な施策や段取りについてサポートがあり、成功まで伴走してくれるかどうかというのも、選定の基準として見据えておく必要があります。
マッチングサイトを立ち上げるまでの一連の流れ(構築手順)
①企画と設計
ここまでご覧になられてる方は既に「誰かと誰か」を結びつけるアイデアがあり、実現性を模索していることだと思います。
しかし、今一度ユーザーのニーズを調査し、本当にサービスとして求められているのかを精査しましょう。アンケート結果などの客観的なデータがあれば判断の一助になります。
それが終わったらどのようなターゲットに対して、どのような機能を必要とし、どんなコンテンツの提供が必要なのか、を検討しましょう。
マッチングサイトには、需要者と供給者という2つの側面が存在します。双方の市場の需要と供給を見極めたうえで、ターゲットを設計することが重要です。
こういったサービス設計をおろそかにしてしまうと、PRしても集客ができず、サービスが失敗するという事になりかねませんので、じっくり時間をかけて構想を練ることをおすすめします。
②競合調査
「ニーズがある」と分かっている分野には必ずといっていいほど競合が存在します。
先発組と比べて独自性をもたせ、差別化をしなければ埋もれてしまうでしょう。
利用者になって気持ちで「他と比べてここが”決め手”になった」という部分を深掘り、できるだけ明文化しておくことが重要です。
③開発方法と依頼先の選定
前述のように、開発方法には「パッケージ開発」や「パッケージ開発+スクラッチ開発」での開発依頼がおすすめです。詳しくは下記の「新規サービスを成功に導く“リーンスタートアップ”の2つのメリット」の項目で解説します。
方法が決まったら依頼する会社を探しましょう。
実績のある会社に依頼する事、柔軟な対応が可能な開発会社を選ぶことが重要です。
④リリースと集客
サイトがリリースされたら、利用者を増やす事に注力しましょう。サイトの構築費用より、宣伝費に予算をかけるくらい、広告やSNS,SEOを使う事が重要です。ターゲットユーザーやリリース後のフェーズによって、用いるべき媒体を上手に選択しましょう。
⑤保守・改善
ある程度運営していると、バグが見つかったり、追加で機能が必要になったり等、改善点がでてきます。サイト運営は長期戦です。リリース後はそれほど利用者がいなくとも、ユーザーの意見を取り入れながらSNSでの評判をうまく獲得すれば、口コミで広まっていくかもしれません。
ここでは簡単に解説いたしましたが、WEBサイトの制作をもっと詳しく知るには以下のリンクから記事を御覧ください。マッチングサイト以外の事についても触れておりますが、基本的な流れは一緒です。
▶Webサイト構築の手順とポイントを完全解説!マーケティング~要件定義、リリースまでの全工程を公開!
新規サービスを成功に導く“リーンスタートアップ”の2つのメリット
新規でサービスを始めるにあたり重要な考え方が“リーンスタートアップ”です。
リーンスタートアップとは、“無駄を省き、効率的に新規事業開発を進めるための手法”を意味します。リーンスタートアップのメリットは2つあります。
①リスクを最小限に抑えられる
例えば、新規サービスを始める際、どれだけ時間やコストをかけたとしても、必ず成功するとは限りません。時間とコストをかけた分、無駄をしてしまう可能性もあるでしょう。
“リーンスタートアップ”は過度なコストや時間をかけずサービスを開始できる手法です。そのため、リスクを最小限に抑えることが可能です。
②サービスを早く効率的に実施できる
新規サービスは、スピーディーに構築し、顧客の声を取り入れながらPDCAを回し、サービスを改善していくことが重要です。
より早くサービスをスタートさせ、運用しながら改善を加えていくことで、お客様に適したサービスを効率的に運用することができます。
リーンスタートアップについて詳しく知りたい方は「リーンスタートアップやMVPとは?新規サービスを始めるにあたり最適な方法」をご覧ください。
マッチングサイト構築はパッケージ+スクラッチ開発がおすすめ!3つの理由とは
これまで、構築方法や費用、新規サービスを始めるにあたり重要な手法であるリーンスタートアップについて説明してまいりました。
結論、パッケージをベースとして必要機能を追加構築する「パッケージ+スクラッチ開発」がおすすめです。
過去150社以上のマッチングサイト構築を行ってきた経験から、なぜおすすめするのか理由を3つに分けてご紹介します。
① スクラッチ開発より価格を大幅に抑えられる
パッケージをベースに、追加で必要な機能のみをスクラッチ開発で行うため、費用を抑えサイト構築を実現できます。
もちろん、完全なパッケージ開発よりはコストかかりますが、機能やデザインに凝ったサイト構築が可能です。
こだわりが少ない方はパッケージのみでの開発で問題ありません。
しかし、費用を抑えつつ、機能やデザインにこだわりたい方は「パッケージ+スクラッチ開発」がおすすめです。
サイトクオリティを重視しながら価格を抑えられるため、効率的に理想に近い形でサービスをスタートできるでしょう。
② スピーディーにサービスを開始できる
スクラッチ開発に比べると、短納期で構築できることがポイントです。
基本はパッケージでの構築をベースとしているため、短納期での構築が実現できます。
ただ、機能をどれだけもたせるか、デザインにどれだけこだわるかなどによって構築にかかる期間にも変動がありますので注意しておきましょう。
スピード感を持って構築できることのおすすめ理由として、PDCAを回しながら運用しやすい点です。
例えば、構築まで1年近くかかってしまうと、元々始めてみようと思っていたサービスも、時代の変化で需要に変化が出てくる可能性があります。
新しいサービスを開始するには、まずはできるだけ早く運用を開始する。そして、実際に効果をみながらPDCAを回しつつ運用し、追加機能があれば適宜改修する、という方法によって成功する確率も上がりやすくなります。
③ コストを有効活用できる
スクラッチ開発より費用を抑えられるため、大幅に費用がかかることを見込んでいた方は、予算に余裕が生まれることもあるかもしれません。
費用を抑え構築できることで、PRなどのマーケティング費用に有効活用することができます。
世に知られてないサービスをより多くの方に利用してもらうには、サービスのPRが必要不可欠です。
まずは知ってもらう環境をつくり、実際に利用してもらい、運用しながら改善点を見つけていくことでサービスをより良いものにしていくことができます。
またコストを抑えられることで、必要なとき追加機能を構築することにも活用可能です。そのため、効率的にサービスの質を上げていくことも可能となります。
パッケージ開発、スクラッチ開発のそれぞれのメリットやデメリットを知りたい方はこちら
▶パッケージ開発とスクラッチ開発どちらがおすすめ?メリットとデメリットあわせて紹介
マッチングサイト構築の際の重要なポイントや課題
では、実際構築するにあたり、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。
3つにポイントをまとめてご紹介します。
①市場での新規性
市場の新規性は、新しいサービスを始めるにあたり非常に重要な視点です。
実際に、すでに競合が成功しており、その競合と全く同じようなサービスを始めようとなると難しい可能性がございます。
競合と似たようなサービスを始める場合は、競合と上手く差別化できるブランディングを立て、サービスをスタートさせることが重要でしょう。
②需要と供給の見極め
想定しているマッチングサイトが、既に市場にあるものなのか。
また、まだ市場に出回っていないものなのであれば成功する可能性があるのか、見極めることが重要です。
成功の可能性を見極めるには、需要と供給を見極めて判断することが重要です。
③構築のプラットフォーム選定
“構築をどのように行うか”という点も、予算や運用面から重要になるでしょう。
構築のための予算はいくらを想定していて、どのような機能を付けたマッチングサイトにしたいのか。
また、運用面で重視したいことは何なのか、事前に決めたうえで制作会社に依頼することが重要です。
そうすることで、どの制作会社に依頼するか見極めたうえで判断しやすくなるでしょう。
また、その際どのようなサポートをしているか、信頼できる会社なのか、等も考慮して決めるようにしてください。
実績250サイト以上!おすすめプラットフォーム「カスタメディアMASE」
ここまでマッチングサイトの構築方法や費用、重要な考え方について詳しく解説してまいりました。
弊社カスタメディアでは、マッチングサイト・シェアリングエコノミー構築パッケージの「カスタメディアMASE」を提供しています。
カスタメディアはサービスサイトの構築だけでなく、リリース後の集客やサイト構築に活用できる補助金申請のサポートも行っております!お客様のマッチングビジネスをワンストップでサポートが可能です。
「カスタメディアMASE」はマッチング・シェアリングエコノミーサイトを簡単に構築できる弊社独自のパッケージです。現在、導入実績は250サイトを超え、大手企業様から中小企業のお客様まで、幅広いお客様にご活用頂いております。
● 導入企業(一部のみ紹介)
・株式会社KADOKAWA(導入事例はこちら)
・エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社(導入事例はこちら)
・石塚硝子株式会社(導入事例はこちら) etc…
まとめ
今回は、「マッチングサイトのおすすめの構築方法や費用、重要な考え方」などについて徹底解説いたしました。
サイトの構築方法として3つの方法をご紹介してまいりました。
・スクラッチ開発
・パッケージ開発
・パッケージ+スクラッチ開発
おすすめとしてはパッケージ+スクラッチ開発となり、費用も抑えつつオリジナルに近いサイト構築を実現することが出来ます。また、スピード感持ってスタートできるため、非常にメリットが多い開発方法です。
どのようなマッチングサイトを構築したいか、構築にはいくらくらいの予算をかけることができるのか、アクティブユーザーを集められる企画内容なのか、などを事前に簡単に検討したうえで構築会社に依頼するとよいでしょう。
弊社カスタメディアでは、費用を抑え・短納期でマッチングサイト構築ができるパッケージ「カスタメディアMASE」を提供しております。気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。