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推し活ビジネスとは?企業の参入は今がチャンス?始め方と成功のポイントを解説
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近年、企業のマーケティング施策として注目を集めている「推し活」。
SNSでの発信やファン同士の交流、限定商品の購入など、消費者が自発的に楽しむ活動が大きな市場を形成しています。こうした動きを受け、「自社のビジネスにも推し活の要素を取り入れられないか」と検討する企業も増えています。
しかし、推し活を活用するといっても、単にコラボ商品を展開したり、キャンペーンを実施したりするだけでは、継続的な成果につなげることは難しいと思う方も多いのではないでしょうか。重要なのは、ファンが何に価値を感じ、どのような関係性を築きたいのかを理解した上で、事業として仕組み化することです。
本記事では、推し活ビジネスの基本的な考え方から、市場背景、企業が取り組むメリット、具体的な参入方法、事業展開時の注意点まで詳しく解説します。
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目次
そもそも推し活ビジネスとは?
推し活ビジネスとは、アイドルやアニメキャラクター、アーティストなど「推し」を応援する消費行動(推し消費)を前提に、商品開発・イベント企画・コミュニティ運営などを通じて事業を展開することです。
推し活をしているファンは、推しに関連するものであれば通常より高い金額を出しても購入する傾向があります。この「推しがあるかどうか」で消費行動が大きく変わる特性を、商品・サービス・場づくりのどこかに組み込むこと。それが推し活ビジネスの本質だと言えるかもしれません。
関連記事:推し活とは?多くの人が夢中になる理由|意味やメリット・デメリット、効果まで解説
推し活市場の広がりを、どう捉えるか

「本当にそこまで市場として大きいのか」と感じている方も多いのではないでしょうか。財務省の分析によると、15〜79歳の3人に1人が何らかの「推し」を持っているとされ、推し活はすでに一部の熱心なファンだけの文化ではなくなっています。
日本銀行の地域経済報告(さくらレポート)でも、キャラクターグッズが値上げをしても好調に売れている店舗の声が報告されており、現場レベルでも需要の厚みがうかがえます。
市場規模や年齢層別の消費データなど、より詳しい数字を確認したい方は、【最新】推し活市場規模・経済効果は?人口・年齢層・費用データまで徹底解説で詳しく整理しています。
推し活ビジネスが企業にもたらす効果

市場が伸びていることは分かっても、「自社の売上にどうつながるのか」が気になるところだと思います。企業側から見た効果は、主に次の3つに整理できます。
- 購買意欲の高さを活かせる
推しに関連する商品・サービスには、通常より高い単価でも購入されやすい傾向があります - SNSでの自然な拡散が期待できる
ファンが自発的に投稿・共有するため、広告費をかけずに認知が広がりやすくなります - 若年層〜中高年まで幅広い接点を作れる
推し活は特定の世代に限らず、性別・年代を問わず浸透しているため、新しい顧客層との接点になり得ます
ただし、こうした効果は「話題になった」で終わってしまうと一過性のものにとどまりやすいという難しさもあります。次に、実際にどのような形で事業に組み込めるのかを見ていきましょう。
関連記事:企業が仕掛ける推し活マーケティング!ファンの熱量を売上に変える実践ポイント
推し活ビジネスの主な参入形態
推し活ビジネスと一口に言っても、その関わり方はさまざまです。自社の業種や体制に合わせて、どの形態から始めるかを検討する必要があります。
| 参入形態 | 概要 | 向いている企業 |
|---|---|---|
| グッズ・コラボ商品 | 推しをテーマにしたオリジナル商品やコラボ企画を展開 | 製造・小売業、飲食業など |
| イベント・リアル接点 | ファン参加型のイベントや店舗施策を企画 | 施設運営、地域事業者など |
| ファンコミュニティ・プラットフォーム | 自社でファンが集まる場(コミュニティサイトやアプリ)を運営 | タレント事務所、コンテンツホルダーなど |
| 地域活性化・観光連携 | 聖地巡礼やコラボツーリズムなど地域と推し活を結びつける | 自治体、観光事業者など |
このなかでも近年広がっているのが、コミュニティ・プラットフォーム型の取り組みです。単発のコラボで終わらせず、ファンとの関係を「場」として持続させる発想が特徴で、具体的な事例は次の章で紹介します。
業種別に見る、推し活ビジネスの成功事例
参入形態ごとに、実際の取り組みをいくつか紹介します。
グッズ・ライセンス型:大日本印刷(DNP)×ウォルト・ディズニー・ジャパン
印刷・情報加工大手の大日本印刷は、2025年7月にウォルト・ディズニー・ジャパンとライセンス契約を締結し、ディズニー・ピクサー・マーベル・スター・ウォーズの人気キャラクターを使った雑貨・文具の商品化を開始しました。
自社の製造・印刷技術と、推し活層に強いキャラクターIPを組み合わせることで、既存事業の延長線上に新しい商品ラインを作った事例と言えます。
ファンエンゲージメント型:サンリオキャラクター大賞

サンリオが毎年開催する「サンリオキャラクター大賞」は、450を超えるキャラクターの中から投票で順位を決める人気投票イベントです。2026年の大会では総得票数が過去最多の約7,065万票(前年比112%)に達し、投票そのものがファンの参加体験として機能していることがうかがえます(サンリオ プレスリリース)。
グッズ販売やイベントと投票企画を連動させることで、単なる商品訴求にとどまらないファンとの接点を作っている点が特徴です。
プラットフォーム型:タレント事務所のファン基盤づくり

若手アイドルの活動支援を行うアイ・ケイ・アイ株式会社は、タレントとファンをつなぐプラットフォーム「IDOL BASE」を、カスタメディアのシステムを使って構築しました。
これまでSNSや個別サイトに分散していたイベント情報・グッズ販売・スケジュールを一つの場に集約し、ファン同士が交流できる機能もあわせて実装したことで、会場に来られないファンも継続して推し活を楽しめる環境を整えています。グッズ販売やイベント告知を「その場限り」で終わらせず、自社の資産として積み上げていく発想が、他の2事例との違いだと言えるでしょう。
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推し活ビジネスを始める4つのステップ
- ターゲットとする推し活層を明確にする
どのジャンル(アイドル・アニメ・スポーツなど)のファンに向けた施策かを定める - 自社の商品・サービスとの接続点を洗い出す
既存商品を推し活向けにアレンジできないか、新規に企画すべきかを検討する - 参入形態を選ぶ
グッズ・イベント・コミュニティなど、上記の形態から自社に合うものを選定する - 効果測定の指標を決めて実行する
売上だけでなく、SNS上の言及数やファンの継続率など、推し活特有の指標もあわせて設計する
このステップの中で特につまずきやすいのが、3番目の「参入形態の選定」です。グッズやコラボ企画は始めやすい一方、単発で終わりやすいという弱点もあります。継続的な関係構築を目指すなら、コミュニティやプラットフォームといった「場」を持つ選択肢も検討する価値があるでしょう。
推し活ビジネスで見落とされがちな注意点
- 著作権・肖像権への配慮
既存のキャラクターやタレントを起用する場合、権利者との契約範囲を超えた二次利用は権利侵害につながります - 景品表示法(景表法)の確認
抽選形式のグッズ配布やコラボ企画では、景品類の上限額や表示ルールに抵触しないかの確認が必要です - 収益モデル・体制の未整備
誰がKPIを持ち、どの部署が運営を続けるのかを決めないまま企画が先行すると、担当者の異動や予算削減で立ち消えになりやすくなります
特に3つ目は、単発の企画では表面化しにくく、事業として軌道に乗り始めてから問題になりやすい論点です。「誰が」「どの指標で」推し活ビジネスの成果を判断するのかを、着手前の段階で社内合意しておくことが、法務チェックと同じくらい重要になります。
外部プラットフォームに頼らず、自社でファンとの接点をつくりたいなら
ここまで見てきたように、推し活ビジネスは単発の企画で盛り上がっても、その後の関係が続かなければ、投じたコストに見合う成果にはつながりにくいものです。「せっかく反応があったのに、次のアクションにつなげられていない」と感じている方はコミュニティやプラットフォームといった「場」を持つ選択肢を検討してみてください。
推し活ビジネスには「カスタメディアプラットフォーム」がおすすめ!
株式会社カスタメディアのカスタメディアプラットフォームは、こうした「接点はあるが自社の資産になっていない」という課題に応えるサービスです。
イベント情報やグッズ販売、ファン同士の交流機能などを一つのプラットフォームとして構築し、SNSや外部アプリに分散しがちなファンとの関係を、自社で継続的に育てていける仕組みを整えられます。
- 会員管理・イベント告知・グッズ販売などを一元管理できる
- ファン同士が交流できるコミュニティ機能を搭載できる
- パッケージシステムをベースにするため、低単価・短納期での構築が可能
- 800件を超える構築実績に基づいた設計ノウハウを活用できる
推し活を単発の話題づくりで終わらせず、事業として育てていきたい方はお気軽にご相談ください。
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よくある質問
Q. 推し活ビジネスと推し活マーケティングは何が違いますか?
推し活マーケティングは、コラボ企画やSNS施策など「集客・販促の手法」を指すことが多い言葉です。一方で推し活ビジネスは、参入形態の選定から収益モデル、継続的な運営体制まで含めた「事業そのもの」を指す、より広い概念として使われます。
Q. 中小企業でも推し活ビジネスに参入できますか?
可能です。大規模なコラボでなくても、既存商品のちょっとしたアレンジやSNS発信の工夫から始められます。まずは自社の顧客層に「推し活的な消費行動」があるかどうかを調べるところから始めるのがおすすめです。
Q. 推し活ビジネスにはどのくらいの初期費用がかかりますか?
グッズ企画やSNSキャンペーンであれば数十万円規模から始められるケースもありますが、自社プラットフォームやコミュニティを構築する場合は規模によって費用が変わります。目安の金額は提供会社ごとに異なるため、複数社に相談して比較することをおすすめします。
Q. 推し活ビジネスで失敗しやすいのはどんなケースですか?
参入形態を決めずに企画だけが先行してしまうケースや、著作権・景表法の確認が後回しになるケースが目立ちます。始める前にターゲットと参入形態、法務チェックの3点を整理しておくことが失敗を防ぐポイントです。
Q. 推し活ビジネスの立ち上げについて、どこに相談すればよいですか?
グッズ制作会社、イベント制作会社、プラットフォーム構築会社など、目的によって相談先は異なります。自社でファンとの接点を継続的に持ちたい場合は、プラットフォーム構築を専門とする会社に相談するのも一つの方法です。
推し活ビジネスは参入設計が大事!
推し活ビジネスは、グッズやコラボ企画から気軽に始められる一方で、参入形態を決めないまま企画が先行すると、法務面のチェック漏れや、想定していた効果につながらないといった壁にぶつかりやすいものです。大切なのは、勢いで動き出すことよりも、どの形態で・誰に向けて・どう継続させるかという土台を先に固めておくことではないでしょうか。まずは自社の顧客の中に、どんな「推し活的な熱量」が眠っているかを整理するところから始めてみませんか。カスタメディアでは、参入形態の検討段階から、自社でファンとの接点を育てるプラットフォームづくりまでお手伝いしています。
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