導入実績

学校制服リユースサービスUNINOWA(ウニノワ)のサービスサイト画面のスクリーンショット

菅公学生服株式会社 / UNINOWA(ゆにのわ)

成長期の子どもが着る制服の「大量廃棄」課題に、伝統メーカーの菅公学生服が挑む。同じ学校の保護者間限定で制服・体操服を安全に売買できるフリマサービス「UNINOWA」の構築事例です。 社内の「新品が売れなくなる」という懸念を乗り越え、なぜカスタメディアを選択したのか?完全匿名配送や学校限定アクセスなど、安心感と利便性を両立させたプラットフォーム開発の裏側と今後の展望に迫ります。

2026年9月7日

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会社名 菅公学生服株式会社
本社所在地 〒700-0024
岡山県岡山市北区駅元町15-1岡山リットシティビル5F
業種 学校制服・体操服の製造販売
事業内容 ・スクールウェア事業
・スポーツウェア事業
・スクールソリューション事業
企業HP https://kanko-gakuseifuku.co.jp/

アパレル業界が直面する大量生産・大量廃棄という課題に対し、持続可能な社会への貢献が求められています。特に成長期の子どもが着る制服や体操服は、耐久性に優れ「まだ着用できる」状態であっても、卒業やサイズアウトとともに廃棄されてしまうのが現状でした。

「UNINOWA(ゆにのわ)」は、こうした課題を解決するために誕生した、同じ学校の保護者同士で制服・体操服を売買できるフリマサービスです。 スマートフォンから簡単に出品・購入が可能で、家計への負担軽減と環境負荷の低減を同時に実現する、新しい「循環型」の仕組みを提供します。

構築した背景

「UNINOWA」の構想は、ブランディング室のメンバーの発案から始まりました。 「高い耐久性を活かしたい」「時代に即した購入スタイルを提案したい」「保護者の経済的負担を軽減したい」という思いのもと、自身も保護者である広報担当の谷岡氏とWeb担当の鈴木氏を中心とするチームが発足。

背景には、外部調査では8割以上の保護者がリユースに肯定的である一方、3年間の着用後もまだ十分着られる制服が卒業と同時に捨てられてしまう「もったいない」現状への問題意識がありました。社内では当初「新品が売れなくなる」という懸念の声もありましたが、「メーカー自らが環境と経済面に配慮し、選択肢を提示することこそがブランドへの信頼に繋がる」と提言。経営陣の承認を得て、プロジェクトを前進させました。

「UNINOWA(ゆにのわ)」とは?

学校制服リユースサービスUNINOWA(ウニノワ)のサービスサイト画面のスクリーンショット

菅公学生服株式会社の「UNINOWA(ゆにのわ)」は、大手フリマアプリでは出品が禁止されていることが多い中古制服・体操服類を、学校公認のもと同じ学校の保護者同士で安心して取引できる専門プラットフォームです。

単なる売買の場ではなく、学校ごとに区切られた「クローズドな環境」を構築することで、転売目的や不適切な利用を徹底的に排除。 メーカー直営だからこそできる、安全性と利便性を両立した「新しいリユースの形」を実現しています。

公式サイト:https://www.reuse.kanko-gakuseifuku.co.jp/

「UNINOWA」の3つの特徴

1. プライバシーを守る「完全匿名取引」

プライバシーが守れる匿名取引であることを説明したUNINOWAのバナー画像

狭いコミュニティ内での取引でも、ヤマト運輸の匿名配送サービスを活用することで、個人情報を相手に明かさず取引が可能。 配送まで匿名で完結する設計で、保護者の心理的ハードルを下げています。セキュリティと安心感を担保しています。

2. 同じ学校に通う保護者間のみの「限定アクセス」

同じ学校間のみの限定アクセスであることを説明したUNINOWAのバナー画像

売買は同じ学校の保護者同士に限定。 外部の人や転売業者が閲覧・購入できない仕組みです。

3. 学校・PTAの「バザー運営コスト」を大幅削減

学校関係者やPTAの手間を軽減することを説明したUNINOWAのバナー画像

これまで教員やPTAが担っていた制服の回収、保管、バザー会場の準備といった膨大な手間をデジタル化。 「ほぼ無料」での譲渡が多かった従来の形から、適正価格での取引への移行や時間や場所の制約を受けず誰もが公平に売買へ参加できる環境が保護者の満足度を高めています。

「カスタメディア」を採用した理由

菅公学生服がカスタメディアを採用した決め手は、「学校別のクローズド環境」という独自要件を深く理解し、柔軟にシステムへ落とし込める点にありました。 構築にあたっては、当初の余裕あるスケジュールがタイトになる局面もありましたが、必要な機能をMVP(最小構成プロダクト)として確実に実装できるパッケージの利便性と、営業担当による手厚い伴走支援が評価されました。

今後の展望

現在、100校で導入されている「UNINOWA」は、今後さらなる導入校の拡大を目指しています。 特に、制服のモデルチェンジ時のコンペにおいて、「新品の提供だけでなく、その後のリユースまでサポートする」という提案は、他社との大きな差別化要因となっています。
今後は自社制服以外の学校への展開も視野に入れ、全国の営業拠点を活用して提案を加速。「新品もリユースも、自分たちで選べる環境」をスタンダードにすることで、伝統あるメーカーとして次世代の制服文化を牽引していきます。

関連リンク

この課題を解決したプロダクト

プラットフォームまるごとサービス

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